出会いと別れ | 徒然ぱんだ ~ダウン症★育児日記~

徒然ぱんだ ~ダウン症★育児日記~

  
2011年1月11日生まれの息子、ももたろはダウン症です。

先天性の心室中隔欠損+肥大型心筋症という合併症。そして喘息もち。

育児、ダウン症についてなど、思いつくまま書いてます。

今週の療育は、療育園での小児神経科診察と、市のPT。


小児神経科ではPTさんとOTさんの評価を聞き、ももたろなりの順調な発達ぶりを見てくれていました。


たしかに家や保育所でも、今、変化が見られます。



こないだちょっと目を離していた時、ダイニングチェアーに上るだけでは飽き足らず、とうとうその上のテーブルに乗っかってました。



身体もがっしりして重く、長時間の抱っこはとてもできません。



テーブルの上に乗ることについて、先生は、それは成長の証し。頭ごなしに叱らないこと。


だけど好ましい行動ではないので、テーブルの上に乗ったら困っている顔をしてみるようにと言われました。


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3歳へのカウントダウンがはじまり、3歳くらいからとさんざん言われてきたSTに入れるかどうかを聞いてみました。


先生はあっさりとOKを出してくれました。



喃語も出てるし指差しもあるから、訓練しなくてもそのうち喋るようにはなると思うけど、家や保育所での対応のために訓練してもいいんじゃない?ということで。



また聞こえの検査と、耳鼻科の診察を経てからになるのですが、すでに3ヶ月先まで予約はいっぱい。



来月、がんばって電話予約しろだって。



でも、やっと近くの療育園でST訓練を受けられるようになります。


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市のPTでも、このごろ成長の伸びがすごいわねーと言っていただきました。



すべり台も、はいはいで階段を昇り、上で足が前に出るように座り直し、「う、う、う、ぱー」(「3、2、1、しゅっぱーつ」と言っているつもり。)」と言ってから滑り降りる。


そして伝い歩きしてまた滑り台の階段を昇り…と、何度も滑り台を楽しんでいました。



ちょっと物置の扉の隙間を指差し、そこに手押し車がしまってあることを思い出したのか、扉を開けて物置から手押し車を出して、部屋中を歩き回る。



壁にぶつかると手押し車の向きを変えて、広い方向へ歩く。



PTさんは、あと数回かしらねー、と。



一応2月までの予約は取れてるけど、春ぐらいにはPT卒業を言い渡されそうな感じです。



通い始めたのは0歳6カ月くらいだったでしょうか。



はじめは心臓のせいもあったのか、おとなしくて寝てばかりで、バランスボールの上に乗せられるだけで苦しそうにおえっおえっと泣くような声を出していました。



10ヶ月で心臓の手術をしてから、PT訓練を再開して、訓練を嫌がらなくなって、おもちゃに対する反応も良くなってきました。



一番最初からやっていた療育。



それが卒業になるなんて。



PTさんにも、訓練中、さんざん愚痴を聞いてもらいました。



そんな暗い気持ちもだんだんと軽くなり、いつの間にかなくなってしまいました。



そして春からは、ここでもSTが始まります。



療育の数は変わらないけど、中身が変わってきています。



春は出会いと別れの季節になりそうです。



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