今さら心に波風が立つはずはないと思っていたのに、
ダウン子は社会に受け入れられないと思わせるようなことを耳にし
アカが死んでしまったことが、
軽くつねられた程度なのに、重いパンチに感じられてしまう心境。
そんな時に、周りのママたちが自分の子(たいていは健常児)
出生前診断のニュースなどを耳にするのは、
それは、ももたろがダウン症であることと関係があるんだろうか。
私は、
自分を疑い、ダウン子を生んだことを自虐的に感じて、
たぶん、他の優しげなママさんを見てチクリとしたのは、
私自身が、子どもはめんどくさい、
なんで世間のママさんは、自分の子どもに「早くしなさい」
それに比べて、なんて自分は利己的なんだ、って。
母親として、いや、それ以前に人間の広さの問題なんだな。
出生前診断のことは、
出生前診断の報道で、「ダウン症などの先天性異常を発見できる」
マスコミは、自分たちの影響力の強さを認識してるんだろうか。
出生前診断の報道より、先天的後天的問わず障害のある人も、
障害者権利条約が批准されることになったってこと、
健常だって、老いれば低下する機能もあるし、
身体や知的という、見た目にわかりやすい障害じゃなくても、
だいたい、健常って、どこからどこまでが健常?
健常だからってなんだってできるわけじゃないし、「
健常は偉い?
障害者だからって自虐的に生きる必要なんてない。
障害者は配慮があれば、その人らしく社会の中で生きて、
知り合いのお子さんは、いろいろな経緯があって、
そのことで、家族はみんな悩み苦しんだそうです。
そのうち、夫婦・
ご主人が家のことを手伝ってくれるようになったり、
経験は人を変え、育てる。
私は、ももたろはダウン症、ダウン症はももたろ、
だって、自分が妊娠したことに気付く以前、どころか受精以前に、
胎児にすらなってない段階です。
卵の時からダウン症決定。
それでも流産せずに生まれたのは運命。
だから、
きっと私はダウン子ももたろを受け入れられている。
それと、出生前診断についての、
ちょっと発達は遅いけど、健常よりも育てやすいかも、
あるワーカーさんの話で、30年くらい前、障害者施設に知的障害の人が入所していたけど、当時は学校に行かない障害児も多かったそうです。
重度の人は、子どものころから外に出ることもなく、
今は就学することは当たりまえだし、
障害児の親御さんたちが、
女性が働くことだって、結婚・
自分たちにできる精一杯を、毎日がんばってきたことで、
先輩たちに感謝し、