湯葉 おうちに帰る | うつと闘う人生、只今減薬中

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うつ病と言われ、16年。
もうそろそろ手放したいと減薬することに。
保護犬湯葉を迎えて5年。
ワンコネタやら
趣味のネタも交えての気まぐれ日記。



今日は11月26日

湯葉が病院から一時帰宅する日です。

そして、私も湯葉と一緒に帰ってきました。
数ヶ月ぶりに、湯葉と一緒の夜。


湯葉を抱っこして。


病院では緊張気味の湯葉でしたが、抱っこされて安心した湯葉

湯葉は、もう寝たきりです。両四肢は麻痺し、脱力したまま。
褥瘡もでき、毛並みも艶がなく薄くなってしまいました。
そして、骨と皮ばかりの身体。
見えない、聞こえない、寝たきりのわんこですが、
湯葉を抱っこし、ただただそばにいるだけなのに、こんな幸せがあったのかと
思いました。

昨日の体重は2.5キロ。
いつ亡くなってもおかしくないと、ドクターに言われています。
でも、病院のスタッフのみなさんが驚くほど、頑張っているそうです。

今日、おうちに帰ってきてから、ドッグフードを15グラムほど食べ、お水もほんの少し飲み、さらに大好きだったゆがいたお肉も、ほんの少し食べてくれました。

今月13日に会った時のような、笑顔はもう見せてはくれませんが、
抱っこしていると、安心して穏やかな顔になっていきます。

湯葉とは、いつでもどこでも、いつも一緒でした。
私のそばに、いつも居て、私を見守ってくれていました。
大概、寝ていましたが、今にしてみれば、寝ながら私を守ってくれていたのだと
思います。

離れていたからこそ、湯葉の存在がどれほどのものだったか、改めて感じました。幸せを運んでくれる、私の宝物。
どんな姿になっても、湯葉は湯葉。
最後の最期まで、湯葉は湯葉でいてくれる。
私の気持ちを穏やかにしてくれる、かけがえのない存在、そう思いました。

湯葉との時間はもう長くありません。
もっと、早く会いにくればよかったと思いました。
でも、3月から11月初めにまで、私はかつてないほどの発作を起こし、
寝たり起きたりの毎日を過ごしていたのです。
体力が戻らないうちに、会っても、変わっていく湯葉を受け入れることは出来なかったと思います。
ゴツゴツした身体になってしまい、一回りもふた回りも小さくなった湯葉になり、私が覚えている姿とは、すっかり変わってしまいましたが、
今の湯葉を、私は受け入れることが出来ます。

表情は平板で、意識もはっきりしない状態ですが、元気だった頃より、もっと
もっと愛おしく思いました。

湯葉、笑って、湯葉、またお散歩行こうね。