湯葉に思うこと | うつと闘う人生、只今減薬中

うつと闘う人生、只今減薬中

うつ病と言われ、16年。
もうそろそろ手放したいと減薬することに。
保護犬湯葉を迎えて5年。
ワンコネタやら
趣味のネタも交えての気まぐれ日記。



時々、思います。
同じクリーム色のダックスなのに、どうして湯葉はこんな病気になってしまったのだろうと。
考えても仕方ないことだとわかっていても、思ってしまいます。
だから、目の前の湯葉と向き合うしかないのです。

湯葉が我が家を選ぶ前に、2件のおうちでトライアルに行きました。
もし、我が家ではなく、その2件のおうちの1件を選んでいたら、
そのご家族が、湯葉のこの病気と闘うことになったでしょう。
そう思うと、湯葉が自分の家として選ばかった里親さんが、
こんなにも大変な介護と、辛い思いをせずに済んだと思えば、
私の気持ちが、少しは楽になります。

湯葉がものを食べなくなって、何日になるのか。
私は、それすらもわからなくなってきています。
湯葉は生きたいと思う気持ちだけで、その精神力だけで、
今日も生きています。
そして、今日も湯葉に会えました。
いつもと変わらずに、黒く大きな瞳で、私を見つめてくれました。
視力は全くないのですが、私を感じてくれました。
これまで過ごしてきた様々な思い出を、苦しむ様子のない湯葉と
話す時間が持てました。
ほんの2時間程度ですが、この時間はこれまで共に過ごしてきた時間の
長さを超えた永遠の時間だと感じました。