まあ・・要は先生としたら
イイ感じの新一年生もどっさり入ったし
下手くそなヤツはやめて欲しいってことなんだけど。
でもさ、やめて欲しいからといって
ものすごく大人気ないやり方で
先生（大人）が13歳を追い詰めるってどうなの？？

《謎めいた言動で追いつめる顧問》

部活の継続届けってのを年度初めに提出するのだが、
それを提出しても受け取り拒否。
受け取らないから困りつつ…練習には参加。
しかし先生が来た時点で
オマエは継続届けだしてないから練習には参加するな、
と言い放ち練習から追い出す。
継続届けを拒否しておきながら・・翌日には
なぜオマエは継続届けを出さないんだ？
やる気がないんだな！と激しく叱責。
今なら受け取ってもらえるのかと出すとやはり拒否。
継続届けが受理されないのでやはり練習には参加するなと言われ・・
これが１週間以上毎日繰り返され、
けいじろうはもうどうしたらいいのか
わけが分からなくなりつつあったようだ。

※実は、数日前、一度けいじろうが
　「継続届けどうしたら受理してもらえるかな？」とつぶやいたので、
　「えっ？まだ出してないの？」と私はびっくりして教頭先生に相談。
　「なんだか本人はどうしてらいいのか悩んでいるみたいで」と電話。
　教頭先生は「顧問と本人の問題なので本人が頑張るしかないですよね」
　という結論で電話を切りました。

他にもまだまだありましてね、
休日は他校で合同練習があったりするのですが
それについてのプリント（持ち物や集合時間が書いてある）を
けいじろうだけが貰えない。
これもまあ、来るな、ってアピールされているのだけど・・

やる気を見せなきゃと思ったけいじろうは
友達にプリントの写メをもらって練習に参加。
すると・・・
「は？なんでオマエ俺に断りもなく来てんだよ？」
と顧問に怒られる。
そして
「まあいいわ。オマエ今日が最後な。明日から絶対来るなよ！」
と言われたわれたらしい。しかもあざ笑いながら・・

もうね
もうね
聞いてて涙出てきたよね。
だって精神的なイジメじゃないっすかね？これ。
どう思います？これ？？？

もうさ・・部活なんて辞めてよくね？
だってけいじろうには落語があるじゃん？？
と私は思ってしまったんです。私は甘いか？？

この先の人生、
本気で噺家の道に進みたいってけいじろうが思った時、
今の理不尽な時間を乗り越えておかないとダメだろうか？？

いやいや、だってなんか…
これって修行というより
単なる嫌がらせされてるわけだから
ただただ自信なくしちゃうと思うんだよな。

現に
「僕がダメなやつだから怒られるんだろうなとずっと思ってて・・」
と泣きながら言うけいじろうを見てたら、
うん。あるよ。悪いところはある。ゼロじゃない。
でも・・・こんな仕打ちを受けるようなダメなやつじゃないよ！
と思った。さらには、
そりゃあさ・・ラグビーではダメだろうけど
素人なのに喋り一本で義援金を百万以上集めて
被災地に送る事ができた人間ってそうそういないぞ？
素人なのに喋り一本で海外に呼ばれる人間って
そうそういないぞ？？・・って
自分に自信持てよ！！って背中叩きたくなった。
とても叩ける状態じゃなかったからやめたけど。

根性とか
耐えるのが美学なんて日本人は好きだけど、
私もそういうの好きだったけど、
頑張らなくていい事、
さっさと逃げていい事ってあるんだよな、と
40年以上生きる中で私は知った。

今、ズタボロで壊れかけのけいじろう。
この１０年間毎日欠かさず聴いていた落語。
様子がおかしくなってから聴いてないみたいで。

苦しい事から逃れて、辛かった事は忘れて
また大好きな落語にどっぷり漬かって
笑いを取り戻せたら良いのに。
これまでずっと「誰か」のために演じて来た落語。
「自分」のためにしゃべるのもいいんじゃないか。