篠沢秀夫さんが亡くなったというニュースを見ました。

 

クイズダービー世代ではないのだけど、篠沢秀夫=クイズダービーというのはもちろん知っていました。

 

パリに移り住んだ時にフランス関連の本をたくさん読み、その中に篠沢秀夫さんの「フランス三味」があって、え〜このクイズダービーの人フランス語の先生だったんだ!とびっくりした記憶があります。

 

文章も小気味良くて面白いのだけど、内容が難しすぎて、ただ文字を目で追っているという時間も多かったような…

 

特にフランス語の文法体系については、ケルト語との比較から始まり、オック語とか出て来て超難解。

 

フランスの歴史はもちろん、フランスの周辺国の歴史、フランス語の成り立ちや政治などの幅広い知識がないと、この本は理解できないと思うので、私には一生理解できないでしょう。。

 

ところどころにある簡単なコラムみたいなのが楽しかった。

フランス語のお花の名前と花言葉とか、フランスの地名にまつわる話とか。

うちの息子の名前はゲルマン系の名前というのもこの本を読んで知りました。

 

久しぶりに読んでみようと思います。

 

R.I.P.


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