どんどんどんのぴー -1189ページ目

いい加減ですけど

若手のアイドルの結婚で、テレビのワイドショーは大騒ぎしています。

「プロポーズの言葉は?」

なんて、お決まりの質問もあって、恥じらいながらも答える幸せそうな二人。






我々 友達同士のお酒の席でも、それぞれが 芸能レポーターと化し

『彼との なれそめは?』

と、わりばしマイクが 車のワイパーのように ふられます。

びっくりするのは、みんなプロポーズの言葉が ちゃんとあるんですね。



そう…私はね… ナイ…の…
自分からも していません。

ハッ! (◎o◎)
でも、もしかして、私が気付かなかっただけで、本当は 言われてたのではないか。

そう思って 一度、確認したんですよ。

「○○さん、(←いつも下の名前で呼んでます) 私が 忘れてるだけだったら、ごめんね… 私に プロポーズってしてくれたっけ?」

そうしたら、キッパリ

「してねーよ」








いまだに 何がきっかけで結婚したのか よくわかりません。

でも、仲良くやってるから、まぁ、いいか!

~のためなら (`ヘ´) 第二話

☆登場人物
ママ:RAGFAIR大好き。娘から了解を取りつけ、これから第二の難関に向かうところ
おとーしゃん:いつもママのわがままに振り回される心優しき人。


ママ:(おずおずと)
「今度ね、仙台に行こうと 思うんだけど…」

おとーしゃん:(パッと顔を輝かせて)
「お、いいね! 俺も行きたい!」

ママ:(にっこり笑って)
「あら、あなたも RAGFAIRのライブに行きたいの?」

おとーしゃん:(ギョッとして)
「え、え~と…、それより あいつは(娘)どうするって?」

ママ:(更ににっこりして)
「お友達のところに行くって言ってるわ。いつも遊びにいってる○○ちゃんちに お願いするつもりなの」

おとーしゃん:(アッサリと)
「ふーん、気をつけて 行ってらっしゃい」



こうしてママは 第二の難関も あっけなく通過したのだった。
そして、第三の難関、チケット争奪戦へと、続く…。

〜のためなら (`ヘ´) 第1話

☆登場人物紹介
ママ: RAGFAIRが大好きなマイペース ママ
娘: 最近 反抗期の小学5年生


ある日、ママは 送られてきたRAGFAIRのファンクラブ会報を見て、あることを決心した。

「よしっ!」



ママ:(会報を見せながら)
「この日さ、仙台に行くのどうかなぁ? ほら、学校が休みだし…」

娘:(チラと 見て 冷ややかに)
「……行かない」

ママ:(焦りながら)
「あ、でもママは行きたいかなぁって。あなたが一人で留守番するには、時間が長すぎるしさ…」

娘:(ため息をつきながら)
「行ってきていいよ、あたし、友達のとこ、行くから。」

ママ:(ホッとしながら)
「そ、そう? ありがとう…」



そして、ママは、第二の難関に 向かっていくのであった。