帝王切開を受けたお母さんは命をかけて子どもを守ったんです! | 高宮こずえ-医師が伝える妊活☆病院もネットも教えてくれない!

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現役の外科系医師 高宮こずえ。
妊娠6ヶ月で死産。致命的な不妊・不育が分かり絶望するも、
諦めずに不妊治療を受け、37歳で出産。

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根拠のある正しい知識で、ムダな苦労をしない
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外科系医師 高宮こずえ

妊娠6ヶ月で第二子を死産。
致命的な不妊・不育が分かり絶望するも、
諦めずに不妊治療を受け、37歳で念願の出産。

根拠のある正しい知識で、ムダな苦労をしない
最短距離の妊活・不妊治療を提唱していますベル
 




 
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帝王切開を受けたお母さんは
命をかけて子どもを
守ったんです!!!
 
褒められこそすれ
恥じる必要なんて、
1ミリもありません!!!
 
 

わたしは産婦人科ではありませんが、
医師として、帝王切開に立ち会うことがあります。
 

帝王切開を控えた妊婦さんの様子は様々です。
腹をくくってどーんと落ち着いた方
麻酔・オペが怖くて、
体を触られるだけで叫んでしまう方
泣きながらオペ室へ入る方
歯を食いしばり、緊張しつつも
覚悟が伝わってくる方
 
 
わたしがいつも思うのは、
みんな えらいな~ すごいな~~~
 
ってこと。
 
 
だって、この方たち、
妊娠せずに生きていたら
今こうやって 命かけてオペ台に乗って
背中に麻酔の注射をされて
メスでお腹を切られる必要なんて
全くないんです!!!

 
 
赤ちゃんを妊娠しているがために、
赤ちゃん ひいては自分のために
こんな怖いことを受けるんです。
 
 
いつも、すごいなあ~って思います。
 
 
 
 
だから、最近、あることを知った時は
絶句しました。
 
帝王切開をしたお母さんは
「下から普通に産んであげられなかった」
といって、自分を責めたり
することもあるらしいですね
 
 

は????
な ん じ ゃ そ り ゃ !!!
 
すみません。
 
ま っ た く 理 解 
で き ま せ ん !!!!
 
 

帝王切開を受けたお母さんは
命をかけて子どもを守ったんです!!!
 
ほんまにほんまに、褒められこそすれ
恥じる必要なんて、1ミリも、いえ、
1ミクロンもありませーーーん!!

 
 
むしろ、わたしはめっちゃ尊敬します!ラブラブラブ
 
 
 
帝王切開で生まれたベビーは、
経腟で無理にがんばったら
ベビーor母体が危険だから、
医師が帝王切開を選択するわけです。
 
 
一昔前だったら、母子ともに亡くなっていた
命かもしれません。
 
 
これ、大袈裟なことではありませんよ。
 

 
実際、日本の妊産婦死亡率は
1899年には、妊産婦10万人中409.8人でした。
(妊産婦244人中 1人死亡)
 
それが、2011年には、3.8人まで減少しました。
(妊産婦2万6316人中 1人死亡)
 
この110年間で、妊産婦死亡率は
約100分の1になったわけです。
 
 

つまり、100年前は、いまの100倍
お母さんが亡くなっていた
ということです。
 

さらに この時代は多産でしたから、
例えば 生涯に4人産んだ場合
約49人に1人の妊産婦が
お産で亡くなる計算になるのでしょうか。
 
 
女子校だったら、クラスに1人くらいは
お産で亡くなる感じ?
 
 
これが現実だったわけですね。
お、お、恐ろしい…ゲッソリゲッソリゲッソリ
 
 

この死亡率低下の訳は
周産期医療の進歩故に他なりません。
 
 
帝王切開は、昔ならば
母子ともに亡くなっていたはずの命を
医療の力で救うということです。
 
 
脱線しますが、不妊治療だって、
わたしたちの母世代の人間には
ほとんど受けられませんでした。
 
 
わたしは、この時代に産まれたことを
幸せに思います。
 
子どもが欲しいと思えば、
不妊治療も受けられます。


 
 
出産するときには、赤ちゃんと自分のためにも、
『何が何でも、助産院で自然に産みたいんです!』
とは、考えませんでした。
 

まあ、母子ともに低リスクで、かつ
リスクを許容するならば
どういう選択をされるかは、人それぞれ。
ええと思いますラブラブ
 
 
ただ、わたしの場合、すでに37歳という
年齢のリスク(笑)もありましたし、何かあったら
絶対に絶対にぜーーーったいに!!
後悔するので、安全第一!!!
 
 
 
このあたりのことも、
おいおいメルマガに書いて行きたいと思います。
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最後に、一番言いたいことを繰り返します。
 

帝王切開を受けたお母さんは
命をかけて子どもを守ったんです!!!
そのことは、褒められこそすれ
恥じる必要なんて、1ミリもありません!!!

 
あ、もちろん、経腟分娩をがんばった
お母さんだって 素晴らしいですよピンクハート
なんだって、みんなすごいのですラブ
 
 
 
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