グリーンアベンリュリンのルースをGETしました~♪
見た目が翡翠に似ているので通称:インド翡翠とも呼ばれますが
和名は砂金石。クロム雲母の微小結晶が含まれて半透明緑色に
なった石英の仲間です。
Power Stone屋さんなんかでは良く見かけるありふれた石ですが
それだけにFacet石などは皆無なのではないでしょうか?
365_GAventurine.jpg

カットが妙に単純な気が・・・・と(言わないでください)
既にお気づきかもしれませんが、これは
Peak2が自分で削った 自作ルースの記念すべき第一弾なのです♪

↓まずこういうタンブルを切断機で半分に切ります。
365R_GAventurine.jpg

↓切断した欠片を研磨機で円柱状に削ります。
365R2_GAventurine.jpg

それをこんな研磨機(切断機)で角度をつけながら
ファセットして↑の作品になります。
FacetingUnit.jpg


正直なんとも微妙な出来・・・・
という事になるかと思いますが、
まぁ、最初の1個にしては頑張ったほうかと(笑)

この活動を思い立った当初は専用の機器をドーンと購入して
本格的にやろうかと思っていたんですが、、、
色々調べていくうちに、また自分の悪い病気がふつふつと。。
「自分で作りたい病」です。(爆)
以来 ホームセンターと100円ショップ往復の毎日。
全て安価な民生機器と日曜大工で組み上げましたが、
結局あれこれTotal=1.5万円弱位はかかりましたかね。
(まぁ、本格機器導入には20万~30万位かかりますし)
色々考えながら工作するのは実に楽しかったので良しとしましょう。

今後も滅多にFacetされないマイナーな石を
セッセと削って自力でコレクションを増やして行きたいな~
と思っていますが、
後は時間と、根気と、そして「技」ですね。

↑の作品ではたったの11面しか削れませんでしたが、
本物のブリアントは58もの面を削って、なお磨かなければなりません。
Facet.jpg

しかも1本1本の線の深さと角度がピッタリ合わないと、
美しいシンメトリになりませんので、
究極とも言える精緻な操作が必要となります。

正直この環境でそれを完全に実現するのは厳しそうですが、
せめていつかスターファセット位は出せるようになりたいなと
思います。

まぁ、こうやって自分で苦労して
手元のカット石の素晴らしさを改めて確認するわけです。
それも悪くないですよね-☆