先日
合成ルチルやYAGといった初見の美しい石を拝見して以来、
そして究極の色変化を見せる皇帝の石に魅せられて以来、
ごーせー!ごーせー!と五月蠅い私ですが。
どうにもヤツらが気になって仕方がないんです。

色々見てて、突然ふと思い出したのですが、
私がこのコレクションを始めた初期、
まだNYに住んでいた1年半ほど前だと記憶していますが
一番最初に買ったコレクションのルースは
合成宝石の14個セットでした。
そしてその時買った 一番最初の宝石Toolは
屈折率測定器↓でした(笑)
IMG_3203.jpg

一番最初から宝石鑑定術を身につけようとする
本当に偏屈なコレクターだよなと我ながら・・・(爆)

ということで久々倉庫の奥から彼らを引っぱり出して
来ました↓
DSCF2616.jpg

彼らが なぜ倉庫にいらっしゃったかと言いますと、
それはひとえにでか過ぎて好きじゃないから(笑)
(↑写真も全然気合が入っていない・・・)
一番大きいので16.4ct。。。要りません。
最初だったのでまだ方向性が定まって無かったんですよね
可愛そうなんですが。

でも 改めて見ると、この石、もの凄い変化するんだな~
と感心してしまいました。
000_SyntheticC_W.jpg

000_SyntheticC_R.jpg

割って小さくしてしまいたい位ですが、
それをする価値さえ無い石なんですよねコレ。

変色性の合成コランダムは普通に売っているようですね。
ネットで探し当てた アサオ工芸さん
以前Finviahtaさんに紹介して頂いたShopさんでした。
直接行ったのにお店が開いていなかった 悲しき思い出の場所。

いや~こんなに面白い石を
こんなに安く買えるなら
沢山買って 知らない人に配りたい位だ。。。
などと思うのは私だけでしょうか?

ところで世の中、合成コランダムを 合成アレキと
偽って(?)売っているところが結構ありますね。
これは良くないな~。そういう場合は模造アレキと
書かないと正確ではないですよね。

合成アレキって 合成界ではレア(?)
(合成が難しい?)なんですかね もしかして
だって 「本物の」合成 アレキと称されている所も
ありましたからね(笑)