コーチ・ラドスール 無敵と呼ばれた男(When the Game Stands Tall) | 映画でペップトークとアファメーション(Pep Talk & Affirmation)

映画でペップトークとアファメーション(Pep Talk & Affirmation)

ペップトーク(Pep Talk)とは人を元気にする短いスピーチで、コーチングの最後のスキルとも言われているそうです。映画に出てくるペップトークを通して、みなさんにもペップトークを知っていただければ幸いです。


大変ご無沙汰しております。

記録によりますと、2015年は何回かブログは書いておりますが・・・

ペップトークの報告はどうやら2014/11/10以来のようです。

2014年までは年間250本以上の映画を観ておりましたが・・・

仕事が忙しくなり2015年は少々の映画は見ましたが、ブログを更新する暇もなく、悲しい日々を送っておりました。

で、2016年になっても相変わらずの生活を送っておりますが・・・

昨年から気になっていた映画をようやく鑑賞することができ・・・

あまりの衝撃だったので久々にご報告致します。

一本の秀逸なペップトークという意味では「ミラクル」とか「タイタンズを忘れない」とか過去にご紹介した素晴らしい作品もあるのですが・・・

全編ペップトークとアファメーションの嵐・・・

という意味では、「グローリー・ロード」を超える、

これこそ

「ペップトーク映画」

という作品です。

ペップトークを勉強されている方、ペップトーカーを目指している方だけではなく・・・

すべてのスポーツ指導者

すべてのアスリート

そして、ビジネスの世界でもリーダーやマネジメント職の方にはぜひとも観ていただきたい作品です。

このブログで過去1,215本の映画についての記事を書きました。

そのうち、ペップトークを紹介した映画は1,087本ありました。

スポーツ映画は1,005本紹介いたしました。

その中で私がイチオシのキングオブペップトーク映画です。

もう、途中からボロボロ泣いてました。

単に実話を元にした・・・

というだけではなく、指導者としての人生観・人生哲学

それに呼応する子供たち・・・

ネタバレになるので、書きたいのにかけないことばかりでごめんなさいです。

ペップトーカーを目指す方は、とにかく騙されたと思って、一度鑑賞してみてください。

あ、アメフト映画としては、多分111本目ではないかと思われます。




コーチ・ラドスール 無敵と呼ばれた男 [DVD]



ペップトーク度 (最高★×5) :★★★★★
映画オススメ度 (最高★×5) :★★★★★







【ストーリーと背景】

実在する伝説のデ・ラ・サール高校アメフト部コーチであるボブ・ラドスールを描いた小説を、「コーチ・カーター」のトーマス・カーター監督が映画化した作品。

名門大学のコーチより優れていると称され、プロのコーチよりも優秀と称されながら、スポーツを通じた高校時代の人間形成の重要性を優先して高額の年俸や好条件のオファーを蹴って一高校教師を貫いた男の物語。

1979年、カリフォルニア州のデ・ラ・サール高校のアメリカンフットボール部はラドスールコーチのもとで151連勝という驚異的な記録を打ち立てる。

しかし、最上級生が引退したあと、選手の事故死やラドスールコートの病気など、トラブルが相次いだため連勝がストップし、チーム内に亀裂が生じてしまう。

コーチの息子が最上級生としてチームにいるのだが、選手とコーチの関係、父親と息子の関係もおかしくなってします。

ラドスールコーチは連勝が途切れた責任を重く感じる子供たちを経ち直させ、連勝より大切なことに気付かせてチームを再建しようとするのだが・・・


【ペップトークの見所】

いきなり・・・

0:00’”00~

からペップトークがはじまります。

しかも・・・

脚本がペップトークのシナリオで構成されているような映画です。

過去のペップトークの報告のようにチャプターとセリフを書き出したら、脚本一冊そのままになってしまいそうなほど・・・

出てくる会話の全てがペップトークだけで構成されているような映画です。

なので、ペップトークのレポートより、是非とも本編をごらんください。

で、あえて報告さえていただくとしたら・・・

エンドロールなのですが・・・

Chapter:16 1:49’23”~ 

1つ言っておく
完璧なプレーは誰も期待していない
不可能だ
君たちがお互いに求めるべきは最善の努力だ
最後に言っておこう
成長には痛みが伴う
決して楽じゃない
それを学ぶためにこのチームがある
フットボールは関係ない
タッチダウンも関係ない
連勝も関係ない
諸君の成長を助け
良い方向へ導くのが目的だ
諸君が自分の足で立ち
世界や社会や地域に出て行ったとき
信頼に足る存在であるように
で・ラ・サールのなを背負う責任は
呪いではなく神の恩恵だ
信念を昌益しろ
明日 試合へ来る時
自分を鼓舞し
最善を尽くす支えとなるものがあるなら
それを胸に戦え
諸君の支えた何であるかは知らない
今年 諸君が書いた本の最終章であることを願う
諸君の本の最終章について
イードソンコーチがこう言ってた
最終章は北岸地区の優勝などではない
最終章のテーマは兄弟愛だ
それが原点だ







↓ランキングに「ポチッ」とお願いします。↓

人気ブログランキングへ



* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *