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あの時は、ふたりとも ちょっと本気でした。


先日、姫君(娘)のもとへ

満点合格のテスト結果がかえってきたんです。

英検5級でございます。


姫君は、アメリカで産まれたということで、

「私は、英語が話せるの!」と自信満々。


といっても、アメリカで暮らしていたのは 1歳までで、

あとは母上のでたらめ英語で育てられたのです。


それなのに、おそれおおくも

英語学校では 帰国子女クラスに属し、

その度胸たるは 感心するものがございます。

だって、周りの子は みんなネイティブスピーカー。

(母には、とてもできませぬ・・・。)


そんな姫君と、英検の結果をみながらの会話。


「わぁ~。すごいね。姫は将来、

英語をどんなことに役立てたい?」


「英語を使ういろんなお仕事もあるし、

 もしかして、ほかの国の人と結婚しちゃったりして♪」


「うん。したい!」


「へっ?」


「ほかの国の人と、結婚したい。」

本気になってしまったよう・・・。

 母の思っていたのとは、違う方向へ。)


「へ~。そうなんだ。英語を話す人ね~。」


姫君の知っている外国人を思い出す。


「じゃあ、こにちゃん(小錦さん)みたいな人はどう?

 優しそうだし、力持ちでいいわね。」


「ふふふふふ。他には?他には?」


「そうね~、エディ・マーフィーとかジム・キャリーとか。」

(姫はコメディ映画が好きなのです。)


「あははは。」


「あ~、そうそう。コメディなら Mr.ビーンもいるわ。

 面白くていいわよ~。」


「きゃははははは。」

姫君は、くだらないことにも よく笑う単純な面もある。


「それか・・・。ボブ・サップとか?

 強そうでいいんじゃない。」


「うわっははははは。ちょっと母上~。」


もし、姫が国際結婚なんてことになったら・・・。

トム・クルーズのような人が、婿になったら・・・。

キャ~~~!


母上の英語も、ちと上達させねばなぁ~。


と、

本気になっているのは、母上の方なのでありました!!!

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