7月最後の日、2つのコンサートに行きました♪
まずは、ショパン国際音楽コンクール4位 受賞の 山本 貴志 さん。
山本さんは、前にもスケルツォ4番と、ショパンエチュードOp10-4の演奏を聴いて、とっても感動した記憶があるのですが、今日の演奏も速いパッセージの粒がそろっていて、とてもきれいで、個人的にスケルツォ3・4番が特に印象に残りました。
あとは、アンコールで弾いてくれた、エチュードの革命もすごかった
それから、山本さんは、かなり猫背ぎみで、鍵盤に顔がくっつきそうなほど、背中を丸めて弾くことがあるのですが(世の真面目なクラシックの先生からは絶対ダメだしをくらう姿勢)それでも、出てくる音色はしなやかで綺麗な音色。
独特な弾き方といえば、クラシックも弾けるジャズ(?)ピアニストのキース・ジャレットも、いきなりたちあがって、おしりをくねくねさせたり、「あ~」とか「う~」とかうなりながら弾くのですが、音色は、クリスタルのような透きとおった、これまた綺麗な音色。
姿勢って・・もしかして、音色にはあまり関係ないんじゃないかってつい思ってしまう。。(いや、もちろん、姿勢は大事ですよね)
それでは、今回の山本 貴志さんのリサイタル プログラムです。
♪オール ショパン プログラム♪
・ノクターン 第2番 Op9-2
・ワルツ 第1番 Op18
・4つのマズルカ Op17
・即興曲 第1番 Op29
・スケルツォ 第4番 Op54
・舟歌 Op60
・スケルツォ 第3番 Op39
・練習曲 Op10-3「別れの曲」
・幻想即興曲 Op66
・ポロネーズ 第6番 Op53「英雄」
♪アンコール♪
・シューマン トロイメライ
・ショパン 革命
゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆゚・:,。
そして、夜は、ムジカーザで開催された、菊池南里さん のコンサート
菊池さんは、某所でも親しくさせていただいてる、即興で何でも弾けるピアニストなのですが、今回は、80歳の精神科医のM先生とのコラボレーションライブ
第1部は、M先生の講義で「高齢者の社会」みたいなお話を聞いたのですが、話がどんどん脱線し、最後には、先生の奥さんのいし・・・・・(以下略)
いやぁ、面白い抗議・・ではなく、講義でした。私より先生の方が元気そうでした(苦笑)
そして、第2部は、南里さんのピアノ&テノール歌手とのジョイントライブ、そして、南里さんの即興ソロ演奏・・ととてもバラエティに飛んだ・・じゃなく、バラエティに富んだコンサートでした
南里さんの音も、包容力のある柔らかい音色で、聴いてて気持ち良かったです
即興も、さすがセンス良くって、聴きやすかった!
・・私も、今年は無理でも、来年何かライブやりたいなぁ・・。 何とか時間を作って練習せねば
とにかく、2つとも、とても素敵なコンサートでした