娘のこと 〜続き。 | 【ブログ再開】柴犬ピーチのしっぽ

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残りの時間を愛犬ピーチと一緒に。
たまに、自分的覚え書きも。

前回からの、続き〜
23年間育てて来た娘から、突然告白めいた事を、仄めかされて狼狽えまくる父親のその後をお楽しみ下さいwww


娘から初めて真顔で、「相談がある」と言われ、
ビビりまくりながらも、
まあ、そういう事だろうなとは、
思っては、いました。
【彼氏が出来た】んやろ?
…でもさ、彼氏が出来たって報告だけをわざわざ父親に「相談がある!」って言って話してこなくない?
じゃあ、なんだ??
何故、わざわざ言いにくそうに「相談」って言葉を使って話して来るん??
…って事が、1秒ぐらいの間に頭の中に駆け巡ってた。
色々考えた上での俺の第一声「どしたん?(とぼけ顔)」(笑)
いや、そうとしか言えんでしょーがw
次の言葉って聞きたく無いもんじゃない?父親としてはw

で、彼女が言いにくそうな雰囲気を醸し出しながら口にした第一声が、
「彼氏が出来た!」
ね!やっぱりそーですやんw
3月ぐらいから何か、おかしーと思っとってん。(この日はGW前の4月末)
平日の夜に遊びに行って、3日ぐらい連続で午前様だったり(平日にそんなに遊べる友達いる?)、あまり友達と遊びに行った事を話さなくなったり(それまでは、結構オープンに誰とどこに行ってきたって話してくれてた)だったので何かオカシイな、とは思ってた。
って、そのまま口に出してた。

すると、彼女はその後に「で、な、前から言ってたと思うけど、一人暮らしするつもりで色々調べたりしてたんやけど(確かに前から聞いてたけどw)、彼氏も一人暮らししてるから、どうせやったら一緒に住もうかって話してるんやんか」って言い出した。
(おいおい同棲したいって事ですか?突然そんなんヤバくナイ??)
「んん??同棲するって事?」
「付き合いだしてどれくらいなん?」
「そもそもどこで知り合ったん?」
「そもそも、どんな奴なん?」
「仕事は?」
「そいつ、いくつなん??」
「そいつ、なんなん??(笑)」
などなど…矢継ぎ早に質問してみたw

彼女は、臆すること無く一つ一つ丁寧に答えてくれた。
付き合ったキッカケは、職場の先輩が設定してくれた合コンで知り合って、
付き合いだして、半年ちょいらしい事。
歳は、同い年で4大卒で大手の会社(誰でも知ってるような会社)に就職、
営業として働いているらしい。(取り敢えず娘を持つ親からすると安心する経歴ですやんw)
そして彼氏出来た云々関係なく、前から結婚前には、相手を知るためにお試しで、絶対に同棲はしようと決めていた事などを言ってた。

…なるほど。
ここで、俺の一言。
「ちょっと待って!一旦落ち着こか。
ちょっと酒用意させて!しんどいわw」
と言って、取って置きのサントリー山崎を
ロックで用意したww情けない親でスンマセンw.

「取り敢えず分かった。同棲したいって事やな。」
「で、いつからするつもりなん?」
って言うと、
彼氏が今、一人暮らししてるワンルームマンションが5月に更新時期で、もう来月から一緒に住むマンションを仮契約してきた。
って事らしいww
おいおい、来月からって来月に出て行くって事ですやんw
来月には、娘は居らんようになるって事ですやんw
急にそんなん言われても、ヤバいですやんw
そんな早く娘が巣立つとは、まだ覚悟出来てませんやんw

「いや、来月って、急過ぎひんか??
付き合ってまだ半年かそこらなんやろ?
もぅチョイ様子見てからでもええんちゃうん?」
とか色々話したような気がするけど、
彼女は冷静に、これまで付き合ってきて
結婚まで意識出来た人は、この人だけ。
当然、結婚前提の同棲だととか何か色々言ってたと思うけど、あんまり覚えてないw
そこまで言うなら、もう現段階では反対する理由も無い。
「まあ、お前の人生や。思うようにしたらいいと俺は思う。」
「結婚前に同棲するんは、まあ今時やとは思う、俺らの時代からすると抵抗あるけどな」
「ただ、同棲に賛成するわけじゃないで。相手の奴もどんなやつかも知らんし」
と一通り話したら、娘は一応安心したような表情になった。
「まだ付き合って半年なんやったら、相手もお前も多少なりとも猫被ってるとこもあるんやろ?」
「まあ、それを見極めるにも同棲ってええかもな」(本当は、反対ですけど…)
とか何か色々話したような気がする…
「ところで、ママは知ってるん?
同棲していいって言ってんの?」
って言ったけど、まあ男親より先に女親に
話しするかぁって思ってたら案の定でした。

大体、娘は、子供の頃から自分が決めたら、親がなんと言おうと、決めた通りにしてきた奴やから、もしここで俺が同棲反対!って言ったところで、結局同棲してたと思う。
うちが、子供たちに幼い頃から言い聞かせていた事は、
「自分の人生やから、自分の決めたように生きて行けばいい。
俺もそうして来たし。
ただ、その結果が間違ってた、失敗したってなっても、それは自分が決めた事。
絶対に、他人のせいにするな。
間違ってたたら、もう一度やり直す。 
遠回りやとしても、自分の決定した事やねんから納得行くやろ?」って事。
今回娘も、自分の道を決めたんやろって
まあ、その時は自分を無理やり納得させたよね~w


で、最初は5月末に引越しって、言ってたけど
結局、なんだかんだと理由を付けて
5月の中頃に、取り敢えず身の回りの物だけを
電動自転車に積んで、
「行ってきまーす!」って元気に挨拶して
娘は、あっけなく出て行きました。

あれから、早3週間ほど経ちましたが、
4人家族だったうちの家から、娘1人抜けただけなんですけど、いかに娘がこの家の太陽だったかを、改めて思い知らされていますw 
時々、突然何か忘れ物を取りに家に寄ったりしますが、その頻度も段々と少なくなり
この家の中から、娘のモノが無くなって行くのが寂しいです😭

この先、同棲が上手く進んだとして、
何年か後に結婚って事になるとして
もう娘がこの家で、この家の子供として
過ごす事は、無いと考えると、
寂しいものですね。
もしも、同棲が上手くいかなければ、帰ってくるんでしょうけど、それは親として望むところではありませんし。

これが親としてしての、分岐点だと言う事なのかな? 
少しの物悲しさを感じながら、毎晩ウイスキーを煽る日々を過ごしておりますw

取り留めもなく、長々と書いてしまいましたが、これで一応終わります。