ネガティブ、アナログ人間 Ⅱ

ネガティブ、アナログ人間 Ⅱ

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東方神起二人が大好きです。
主に妄想小説を書いております。

実際の二人とはなんの関係もありません。

以前のお話はこちらこそです。

http://s.ameblo.jp/chocochipu-0406/

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「好きだよ、チャンミン。」

一番聞きたい言葉は、こんなにも簡単に声にだされる。

「チャンミンが俺の弟だったらなぁ。」
そう、弟という、都合のいいくくりで。

「弟、、、か。」

「いや、おまえが女だったら、絶対付き合ってた。」

あほ!ばか!一番聞きたくない言葉だ。
僕が男でいる限り、絶対、ユノの恋人にはなれないってことだろう?

「嫌だね。例え、僕が女だったとしても、ユノみたいに、誰にでも優しいやつなんか、信用できないもん。」

「おまえ、それ、誰かから聞いたのか?」

「え?何が?」

「前の彼女、おまえと同じこと言って離れていったよ。自分から優しいユノ君が好きって言ってくせにおかしくないか?誰にでも優しいのは嫌だって、矛盾してるよな。」

「矛盾してないよ。どうして、わからないかな。」

「何が。」

「例えば、海で船が転覆したとする。泳げる彼女と、泳げない友達がいたら、どっちを先に助ける?」

「そりゃあ、当然、泳げない友達だろう?」

「ばかか。それがダメなんだよ。」

「は?」

「いい。女は常に一番に見られたいものだよ。嘘でも、君が一番って言わなきゃ。」

「そんな嘘つけないだろう。人の生死が関わるときの話で。」

「じゃあ、泳げる僕と泳げる彼女が落ちたら、どちらを先に助ける。」

「うーん、そこは、レディファーストだろう。」

「うん、そう正解。」
わからんちん。チャンミンって言えよ。今、彼女いないんだからさ。

「でもさ、、、もしかしたら、俺、先にチャンミン助けるかも。」

やっぱり、ユノは、おたんこなすだ。そんなこと言われたら、胸が苦しくなるだろう。

「あとで文句言われるからだろう。」

「そう、正解。」

ユノの頭を軽く小突いた。

「こら、年下のくせに。」

「精神年齢は僕の上だよ。」

「うーん、そこは、反論できないな。じゃなくて、こいつ、こうしてやる。」

ユノは僕の頬を撫でるくらいに軽く叩く。

そこから、熱が伝わる。
心臓まで伝わる前に、この部屋から出ないとおかしくなりそうだ。

「やめた。風呂入ってくる。」

「俺も入る。」

「ふざけんなよ。帰れよ。」

「冷たいな、チャンミン。」

「当たり前だ。クールビューティー様だからな。ハハハハハ。」

そうでもして、ここから逃れないと、ユノへの気持ちがばれちゃうよ。

いい加減気がつけよ。僕の気持ち。
いや、気がつかないでくれ。僕の想い。






※チョーひざひさに更新。まだまだ肉体的にも精神的にもいっぱいいっぱいの日々。リハビリ的にゆっくりやってきます。
よかったら、おつきあいくださいませ。