MINTとBettyとリンドベリ | ピナ・コラーダ飲みたい。。

MINTとBettyとリンドベリ

暑いです!せっかく涼しくなってきたのに、関西はちょっと汗ばむほどの陽気…一気に秋らしくなって欲しいなあ。薄手のニットじゃ、つらい。。。


最近、彼がまた平日東京になっちゃったのでよく実家にいる私…そして妹とアフター5を楽しんでおります。週に何度かの外勤先が妹の職場と近いので一緒に帰りがてら寄り道を♪


先週、三宮東口にオープンしたMINT神戸 にもオープンの日にちゃっかり偵察に行ってきました。


MINT神戸は震災で被害を受けた神戸新聞会館跡地に再建されたビルです。11年経って、やっと再建されたことになりますね…再建が決まるまではたしか駐車場として利用されてたみたいですが、ビルの建設のため地下を掘ると当時のものがそのまま残っていたそうです…何だか切ない。思えばそごうの南側にある国際会館はとっくに再建されたのに、ここは時間がかかったな…。


着いたのは多分19時くらい。それでもすごい人ごみでした。いつもはがらーーんとしてたのに嘘みたいな賑わい。


それでも平日だからか、閉店間際の夜だからか数分で入れました。入っているお店は神戸では初めてのお店になる「ドレステリア」とか「マリメッコ」が私のお目当て。そんなに大きなビルではないけど、ラインナップはけっこう新鮮で、特にメンズはなかなかの充実ぶり。エディフィスとか広いし。MARKS&WEBが入ってるのも嬉しい♪


地下は阪神のデパ地下がやってくるそうです。ここはまだチェックしてないけど…タワーレコードもあります。


この日はさらーっと見ただけで帰りましたが、その話を彼にすると連休中に「行ってみよー」というのでまたお出かけ。


2日目に行ったのですがお昼間はすごい人だかり。とてもじゃないけど入れる感じじゃなく、19時半ごろ再リベンジ。するとあっさり入れました。MINTへお出かけの際は21時まで大体の店舗はやっているので、遅めのお出かけをお勧めします。。。


ここに入っているBshopという居留地にもあるセレクトショップを何気なく見ていると、ふと目に止まったものがありました。


それはつやつやした、深い茶色のまあるいポット。


何はなくともお茶!という我が家なのですが、手頃なティーポットがなくて。ロイヤルコペンのホワイトのものはお祝いにいただいたのがあるのですが、少し大きめなのとなんだか日常使いって感じでもなく。


お気に入りの急須 のようにもっと気兼ねなく使えるポットを探していて。見つかるまでは…といままではミルクパンで紅茶を入れてました。。もしくはティーバックね。


北欧で出会えるかなーって思っていたのですが、残念ながら出会えなかったのです。


一人か二人用にばっちりのこぶりな大きさといい、茶色といい、絵に描いたようなポットらしい形といい…すっかり気に入ってしまって一瞬「旅行で使いすぎたし…」というのが頭をよぎりつつもレジへ(笑)


さっそく我が家の仲間入りです。


ブラウンベティ


つやつやしすぎて、微妙に私、写ってますが…。このぷっくりした形は茶葉のジャンピングにもよさそうです。見ればユニオンジャックのシールが張られていて、素朴なタグがついてたのでよくよく見てみました。


タグによると、このポットは「brown betty」という名前があるらしいのです。17世紀からイギリス作られてきた、伝統的なもののよう…何でもある土地(すみません…地名うろ覚え)の赤土を使って作られて…とかいろいろ書いてありました。


ブラウン・ベティ…名前も可愛い!歴史があるモノ、というかストーリー好きな私は余計気に入ってしまいました。でも割とお安かったんですよね。。。狙ってたボダムのティーポットよりも。


さっそくこのベティちゃんでお茶を入れてみました。するとこの肉厚の生地がよいのか、形がよいのかわからないけど、紅茶の味がより濃くでて、いつもの茶葉なのに美味しかった。冷めにくいのもよろしい♪


C&S


このカップたちと一緒に。これは先日の旅行、スウェーデンのグスタフべりで手に入れたもの。


スティグ・リンドベリがデザインしたメジャーな柄ですが…リンドベリ展を見て、その独創性に感動し、彼の作品集を買ってすっかり洗脳されてしまい(笑)ふらふらと買い求めてしまいました…これまでは知ってはいても、購入しようするところまではいかなかったのですが実物を見るとつい。

奥は「アダム」という柄、手前は「ベルサ」です。ベルサだけ買おうとしたんだけど、珍しく彼がアダムを気に入って「これいい!」っていうので一緒に。大き目のカップはたくさん紅茶が入って、たっぷり飲めるのでお気に入りです。

こうして家に持って帰ると、アダムのよさをしみじみ私も感じてきて…もっぱらアダム、ヘビーユース。ベティちゃんともなんかしっくり合うのでお茶の時間も楽しいのです。


リンドベリ本


この本たちを眺めたりしつつ…手前の黒い本はリンドベリが書いた絵本。スウェーデン語、まったくもって分からない(読めもしない)んだけど、絵が可愛くて好きです。


お気に入りの茶器ですごすティータイムってすごく和みますよね…ちょうどこれから寒くなるし、週末は何度となく彼と一緒にお茶するのが楽しみです。