わたしだけに | ゆらゆらな、くらくらな、

ゆらゆらな、くらくらな、

迷って悩んで泣いて笑ってときめいて。
そんな日々。
ゆらゆらしてて、くらくらしてて。
それでもたった今、幸せで。
今からおきる、ありとあらゆる現実を、
全部見て、目に、焼き付けよう。

 

 
言葉が途切れたとき
 
言葉は七色の鳥へ向けられているのでしょ
 
呼びかけても答えないときは
 
玉虫色の貝を見つめているのでしょ
 
そんなときわたしは
 
爪を真っ赤に塗る
 
赤だけに溺れる
 
わたしはわたしだけになる