日本に帰ってきて、驚いたこと。

それは、女の子のファッションです。

半年振りの日本のモードは、かなり様変わりしておりました。

 

みんな、ビックリするほどロングパフスリーブ。

みんな、ビックリするほどミニスカート。

でもね、チュニックが長くなったような、

胸囲から下がスカートとなった形のワンピースで、

インドから久々に帰って、それを目の当たりにした私には、正直、、、

 

たくさんのイケテル妊婦が歩いてるようにしか見えませんでした。

 

しかも、それは在りし日のオオヤマサコさんのよう。

 

しゃがめばお尻がプリリンと顔を出しそうなくらいに短いのです。

キラキラした若い子が「おとうちゃ~~ん」とオオヤさん風に叫んでいても、

別に不思議ではないくらいです。

 

それは、あたかも、なすびから足がひょっこり生えている感じ。

それに、かなりのハイヒール。

春先に、サクラの妖艶ホルモンがブンブン吹いてる中、

あの格好はヤバイです。

インドだったら、きっと犯罪起きてます。 


でも、このスタイル、景気回復を実感しますよね。

肌出し、サイケ模様、カラフル模様、パステル色満載、超ミニスカート。

ビッバッ!高景気っ!という風。

そういや、私が学生の頃、制服のウェストラインをたくし上げて

無理やり超ミニスカートにしていたっけな。

彷彿としました、あの頃のバブリー。 

 

ところで、帰ってきて数日は、これが可笑しくておっかしくて、

本当にしょうがなかったというのに、

今はもう、それが可愛くみえてる自分の順応性が怖いです。

しかも、最近、内臓脂肪でお腹が出てる私としては、

なんとも好都合な洋服たち。

 

今、肌寒い日本で着る服ないシィ~、と、買っちゃいました。

オオヤ服。

ポッコリお腹をカモフラージュしてくれる素敵な日本のモードのお洋服。

これ、インドでは暑くてきれないので、

日本の箪笥にお蔵入りです。

 

あぁ、無駄使い、むだづかい~~。

でも、超薄手のオオヤ服はインドに持ってくぞいっ!

 

さて、こんな風に日本の流行が可笑しく感じてしまうのは、

私がちゃんと外人化している証拠です。

ああ、喜ばしい、喜ばしい。