ついに市販バーションハチロクが発表になりましたね。
発表から、ずいぶん経つのですが、ようやく生BRZを見てきました。

銀座に出かける用があったので、帰りは新宿経由にしてスバルビルのギャラリーで見てきました。
2台の展示車の内1台がボンネットオープンで、展示されていたのですが、ひと目でブットビました。
過剰なまでの安全性と過剰なまでの環境性能が叫ばれるなかで、現代でもこんなクルマ作りができるのか!すばらしいゾ!スバル!!
トヨタの販売チャンネルを利用して、量販が見込めると、こんなに素晴らしいクルマが作れるんですね。やっぱり、スバルは他とは違う。この妥協のないクルマ作りにカンドーです。

まず、最初に驚いたのがコレ。
SAM・PJのブログ=クルマ別館-フェンダーアーチに注目 わかりますか?
フェンダーアーチに注目です。
写真のクルマは、ボディカラーが(パールホワイト)なので、内側も当然で塗装されています。
なのに途中(ストラット取り付け部よりオーバーハング)から黒い
別に塗装し忘れたわけではアリマセン(当然だよね)。
インナーフェンダーが見えているのです。
つまり、この部分の鉄板がない
一瞬、試作車なのかと思ったけれども、そうではない。軽量化のために鉄板が無いのだ。
重量的には微々たるモノかも知れないが、オーバーハング部分の軽量化というのは運動性能上すごく効く。もともと、第1メンバーやラジエタコアサポートなどのオーバーハング部分は、ヘッドライトやバンパーなどの重量を支えるために存在しているもの。サスペンションからの応力はエンジンメンバーが受けているというのが一般的。

必要ないものは、付けない。
市販車で、ここまでの割り切りができますか?
いやぁ、拍手喝采です。
でも、どうせなら、フレーム部分もストラットより前を極端細く作ってほしかったなァ。
そうすれば見た目のインパクトは、もっと大きくなるんだろうけど、コストの問題なのかなぁ。

この先、走りやクンたちの手に渡ると、インナーフェンダーを除去してしまうケースなんかも出てくるのだろうけど、そーするとエンジンが汚れて困るだろうなぁ。
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