今回のライブドア・マネックス騒動の中で、サイバーエージェントの名前がほとんど出てこないことにホッとしている。
サイバーエージェント(とエイチアイエス)には、以前から好感を持っているのだが、その直感が正しかったというような心地だ。
(エイチアイエスは想いきり絡んじゃったけどね)
数あるブログサービスの中からアメブロを選んだのも、それがCAだからに他ならない。
エロトラバへの対応なんかでもわかるように、IT企業とは想えないような鈍臭さがあるのだが、その愚直さにかえって信頼感を覚える。
少なくとも、エログランキングなんかをやっているところとは、えらい違いだ。
で、CAに興味を持ち始めたのは2000年の上場の頃からだが、決定的に藤田社長のファンになったのは、彼が恵さんと結婚した時だった。
それは、彼がヒトリモンになった今でも変わらない。
IT長者と呼ばれる人は何人もいるけれど、アイドルと呼ばれる女性と結婚したのは彼だけだ。
そういうところに、僣越ながら、プロバンガスと同じ匂いを感じた。
すなわち、カネに対する考え方。
もちろんカネは大好きだ。
ってか、カネのためなら大抵のことはする。
だけど、それはあくまでも幸せになるための手段としてのカネが欲しいだけのこと。
一生かけても使い切れないほどのカネが貯金通帳の中で増えていくようなことには興味がない。
がんばって働いて得たカネで綺麗な(でなくてもいいが、要は心底愛せる)女性を人生の伴侶に迎えることができるのを、たとえばひとつの幸せとして追うことができる男って、やっぱ共感するなあ。
愛妻がそばにいてくれないなら、カネなんかいくらあったってしょうがないんだもの。