#1362 表情・2 | プロパンガス

プロパンガス

いっしょうけんめい働いた人が
せめてビールぐらいは安心して
本物を飲める世の中をつくろう

おとといの続き。


やっぱり浅田真央さんが最強なのかなという話。


今の日本の女子フィギュアスケート陣はほんとに層が厚 くて、世界のトップランカーたちがそっくりそのままこの国にいるような感じ。


しかも、技術点しか取れなかった渡部絵美さんや伊藤みどりさんの時代と違って、ちゃんと芸術点も稼げるよう になった。


で、フィギュアと言えば、演技中に髪がリンクに落ちないようにという配慮なのだろうけど、髪の長い選手は皆、 前髪も横髪も全部ぎゅうっと引っ張って、後ろでまとめる。


そうすると、目尻の辺りから引っ張られるようになって、良くも悪くも、髪を下ろしている時と比べれば表情が変わる。


良くも悪くもとは言ってみたけど、大抵は悪く変わる。


で、髪を下ろした時と上げた時、どっちが可愛いか比べてみる。


村主さんと浅田さんを比べるとかではなく、髪を下ろした村主さんと、髪を上げた村主さんを比べるという意味。


そうすると、村主さんも安藤さんも中野さんも、髪を下ろした時、つまりリンクを離れた時の表情のほうが格段に素敵であることに気付く。


ところが、浅田真央さんだけは、髪を上げた時の表情のほうが、凛々しく、シャープに、大人っぽく見えて、下ろしている時よりもずっと魅力的になる。


浅田舞さんも、妹ほどではないものの、やはり上げた時のほうが綺麗。


日常に比べて演技中のほうが表情が良くなる人と悪くな る人とでは、良くなる人のほうが強いに決まってる。


そんなわけで、やっぱり、浅田真央さんが最強なんじゃないかと想うわけ。


安藤さんがトリノ直前に髪を切って、髪を上げなくてもいいようにして臨んだのは、実はこの辺のことを意識していたんじゃないかとも想う。


こんど逢ったら訊いてみよう。 (逢わねえっつうの。河野太郎よりもっと逢わねえ。)


あ!


でも、この仮説、大ハズレかも。


だって、髪を上げていちばん表情が悪くなるのは、荒川さんだったもんなあ。