#2261 中田・2 | プロパンガス

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多くの方に、「中田市長の辞職について、どう想いますか?」と訊かれました。


このブログを読んでいただいている方からは、「中田なんか擁護して、どういうつもりだ」と叱られもしました。


擁護するつもりなど、ましてやあの辞め方を擁護するつもりなど、微塵もありません。


タイミングも、最悪です。


たった1ヶ月で、360万都市の舵取りを担う覚悟のできる人など、そうザラにはいません。


覚悟だけならともかく、ちゃんと準備のできる人など、ほとんど皆無です。


横浜市長になるということは、小国の大統領や王様になるよりもずっと大変なことなのですから。


ただ。


去っていく人の文句を言っている暇など、1秒もありません。


次の4年間、いったい誰に横浜市を任せるのか。


それを考えることがとにかくだいじなのです。


どういう人が適任なのか。


たくさんありますが、1つだけ条件を挙げたいと想います。


それは、自公民あいのりではないこと。


少なくとも、あいのり前提ではないこと。


横浜市政に国政の対立軸を持ち込むことはなんとしてでも避けなければなりませんが、それは自公と民主が手を結ぶということとは全然違います。


自公だとか民主だとか、端からそんなこととは無縁の人でなければなりません。


自公民の談合政治とは無縁の人でなければなりません。


例を挙げるなら、横須賀の吉田市長のような立場の人です。


そういう立場の人、しかも十分な経験と能力のある人が手を挙げてくれて、その候補者を評した上で自公も民主も支援するというなら、それはそれでかまいません。


しかし、最初っから自公や民主の顔色をうかがっていて、市民のほうに目を向けないような人は絶対にダメです。


自公民あいのり前提で副市長あたりを担ぐというのは、最低の最低の最低です。


ですが。


この基準をクリアできる人でさえほとんど見当たらないというのが、正直なところです。