#2316 矢祭 | プロパンガス

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いっしょうけんめい働いた人が
せめてビールぐらいは安心して
本物を飲める世の中をつくろう

ついったーで何気なくつぶやいたことに、たくさんの反響をいただいています。


地方議員の報酬についてのつぶやきです。


「地方議員の報酬は高すぎる」とか、あるいは「地方議員は報酬ほどの仕事をしていない」と言われることが多々あります。


そのことの是非は、とりあえず横に置きます。


問題は、適正な議員報酬の一例に、福島県矢祭町の制度が引き合いに出されることです。


矢祭町では、議員報酬は月給や年俸ではなく、議会に出席するごとに3万円と定められています。


議会の開催日数は年間30日弱だそうなので、議員1人あたりの報酬は年間総額80万円ほどになります。


一方、町議会の議員は10人、人口は約6700人なので、議員1人当たり約670人を代表しています。


町民670人を代表する仕事の報酬が80万円ということは、町民1人あたり約1200円を負担していることになります。


同様に、横浜市会議員は、市民1人あたり約400円の負担で代弁者の仕事を負っている計算になります。


単純計算では、矢祭の町議会議員は横浜市会議員の3倍もの住民の負担で支えられていることがわかります。


もちろん、こんな計算で計れるほど、議員の仕事というのは単純なものではないでしょう。


ただ、日当3万円だから安い、というのも、物事を一面からしか見ない捉え方だと想います。



・ ・ ・ そういう話をすると、必ず反論を食らいます。


「横浜の市会議員なんて、なんにも仕事してないじゃん」