もう何十年も前から繰り広げられている、日本人男子たちの腕時計マウンティングごっこ。
アップルウォッチさえ左手首にはめていれば巻き込まれないで済む、という平安の時期も束の間。
気がついたら、社会的にちゃんとした地位にいる日本人男子なら、とにもかくにもロレックス(またはそれ以上)を身に纏え的な社会規範、なんなん?
いつからロレックスは、「貧乏人」と「それ以下」を隔てるツールになってしまった?
わるかったな、どうせぼくは「それ以下」だよ。
あなたたちにどんなに蔑まれようと、ぼくは太陽電池と電波受信で、半永久メンテナンスフリーの時計のほうが、ずっとずっと自分にお似合いだって知ってる。
あんたのそのロレックスの、たぶん何十倍かの値段のロレックス、中学高校時代のあんたの偏差値の半分ぐらいしかなかった人たちが、功なり名を遂げて、コレクションのひとつとして今日も見せびらかしてるんだからな。