偏差値70の理系学部に合格するような高校生は、そのまま受験しても偏差値50の文系学部を受けても合格するし、対象科目を少し勉強すれば偏差値60の文系学部にも合格できる。
1年浪人して勉強すれば、偏差値70の文系学部だって行けてしまうかもしれない。
これ、もちろん理系と文系を入れ替えても成り立つ。
学部レベルの文系・理系なんて、所詮その程度の話。
思考の能力や方向性なんかは、ほとんど関係ない。
というか、受験科目としての物理も化学も数学Ⅲも、本来のそれぞれの学問に比べれば、かなり文系的な勉強をしたほうが点数は取れたりする。
同級生でも、医学部に進んだ連中の多くは、とっても文系的だった。
もちろん文系脳・理系脳というのはあると思うが、それは出身学部とは、まったく別の話。