久しぶりに「くも膜下出血」から生還６年目のお話です。
私は本当に運よく助かった人です。
よくテレビでもやっていますが、この病気は即死３０％、後遺症３０％、無事生還３０パーセントという恐ろしい病気です。
今考えてもラッキーな事が重なって無事に生還いたしました。
一昨年、定期検診でMRI 3D撮影をしました。
脳の血管の造影撮影です。そこで異常がなかったのでまた再来年ということに。
造影剤は苦手です。血液検査で使う針より太い針を使います。たいてい失敗されて、２回刺されたりします。
今の体調は、頭痛は気圧の変化で低気圧が近づくとなんとなく頭が締め付けられるような感じがしますが、薬を飲むほどではありません。
電波塔の近くに来るとキーンとした違和感があり、早くその場所から逃げたくなります。
私は開頭手術でクリップが３本入っています。
開頭手術をしているので頭の皮を剥いでいるわけですが、そこの感覚はまだ１００％戻っていません。
あと、眉間から１cm上に幅３ｃｍ高さ１cm深さ２mmの陥没があるのでおでこを出すことはできません。
そこは常に後ろへ引っ張られている感覚があり、時間が経っても良くはなっていません。
担当医には「しょうがないね」の一言で済まされました。
ダンナは「形成外科に相談すれば」と・・・私はもう陥没したそこの場所はいじりたくない。正直怖いです・・・
一昨年、病院の予約を入れたら、なんと３か月後になってしまったので、今年は３ヶ月前の今日予約を入れました。
予約センターの電話がなかなか繋がらなくって大変でした。
でも、３ヶ月後の希望していた７月に予約を入れることができました。
脳外科の待合室は他の科と違って病状が深刻な患者さんが多いので、待っているだけで、「この人辛そう」「後遺症が・・・」というのを目の当たりにします。
自分は健康を取り戻せました。でも、後遺症で苦しんでいる方はいっぱいいます。
代ってあげることはできませんが、日々健康に感謝していきたいと思います。
病気になっていい意味で変わりましたよ私。