医療ソーシャルワーカーの仕事 | 春風あかねのブログ

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歯科衛生士とケアマネージャーの資格を持っています。くも膜下出血からの生還。最近では自己愛性パーソナリティー障害の人との関わりを絶とうと決心。

長女が新社会人になってからまもなく1ヶ月。
念願だった社会福祉士になり自分は医療ソーシャルワーカーになりたいといって夢を実現させました。
どんな仕事でも実際は思っていたほど楽ではないし、こんなはずではなかったと思うこともあるはず。

私は歯科衛生士になったものの、なんか自分に向いていない職業のようだと思った時期がありました。
当時はまだ2年制の学校であっという間の卒業・国家試験だったからで、
私の卒後1年はまだ自分の中で揺れに揺れていた時期であったからです。
ようやく自分に自信がついたのは歯科衛生士になって4年後くらいからでした。
そのころには歯科医師の先生からお墨付きをもらい「ここでできる衛生士はどこに行っても大丈夫だ」と。

そんな経験があったので長女は大丈夫なのかと一人気をもんでしまいました。

昨日、洗濯機を長女宅が新調したとのことで配送業者の連絡がうちにきたので(女の子の携帯の番号は教えたくないので実家に連絡がくるようにしたらしい)
その連絡をしたらちょうど残業があって今帰ってきたということだった。

私が聞きたいのはもちろん「今の仕事は順調ですか?」の一点で、洗濯機の配送時間は二の次でした。

仕事は「患者さんの転院の手続きとかやってるよ~」「仕事はやりやすいように周りの人がサポートしてくれるから働きやすいよ~」
と、悩み事は一つも言いませんでした。病院なのでGWはないとの事。

「初給料で何かプレゼントするから」と。

ここまでの会話で涙が出てしまいました。

子どもが成人して社会人になって一人前に人の役に立つ仕事をしているなんて夢のようだからです。

病院の医療ソーシャルワーカーの仕事は患者さんと病院の間に立って大変な仕事だと思います。
大学に入学した時からその道に進みたいと心がブレなかったし、そのために大学を編入までした長女。

「大学を編入までさせてくれてありがとう」と改めて言ってくれました。

私は親にそんな感謝の気持ちなんか言ってなかったかも。

こんど実家に帰ってきたらいろんな話を聞いてみたいな。