急患 | 春風あかねのブログ

春風あかねのブログ

歯科衛生士とケアマネージャーの資格を持っています。くも膜下出血からの生還。最近では自己愛性パーソナリティー障害の人との関わりを絶とうと決心。

先日、整骨院の仕事が終わり、午後7時近くになっていました。
ダンナはお風呂へ私は夕飯の仕度です。
基本的に白衣で調理しないのですが、もう夜だし、白衣からパジャマに着替えて調理していました。
そうしたら「ピンポーン」と玄関のチャイム。
中からインターホンごしに要件を聞くと何やらおかしい⤵⤵
唸っているような女性の声。
おそるおそるドアを開けるとその女性がうずくまりながら痛がっています。
「肩が外れて痛い~」
とにかくパジャマのまま、整骨院のドアを開け、入ってもらいました。
その状態で15分も車を自分で運転してきたとの事。(必死だったと思います)「こんな時間なので救急病院しかないし、行ったところで待たされるし、ここだったら何とかしてくれると思って。」
とにかくパジャマのままダンナを風呂場に呼びに行き、急いで出てきてもらいました。
本人が肩が外れたからと言っても外れているとは限りません。転んだりしてたら骨折の可能性もあります。
ダンナが急いで診たところ、本当に肩が外れていました。
そこから整復し、固定しました。
女性は初めての事でパニックになっていました。痛すぎて椅子に座ることもできないし、整復するときも、ベッドに仰向けになるのに大騒ぎ。
でも、ダンナが落ち着いて一発で治したのでそれから徐々に落ち着いてくれました。
パニックになると体に余計に力が入るので整復しにくいらしいです。
その女性が時間外でもやってくれてよかったとお礼を言って帰られました。
このように、自宅兼診療所だとこういう事が多々あります。
自宅が離れている場合、診療所の電話から転送されて対応されている先生もおられます。
今回のように痛すぎて電話もかけられず、なんとかしてくれると駆け込んできた患者さんでした。
私も、パジャマでしたが、了承してもらい、緊急に対応しました。
夜中でも、年末年始もこんな感じでやっています。
せめて、風呂に入るまでは部屋着に着替えていなくてはいけないと思いました。
肩の脱臼、ちなみに数週間の肩の固定でその後リハビリに入ります。しばらくお風呂に入れません。
最近になって固定をはずし、お風呂OKとなりました。早く治りますように。