鬼ヶ岳・雪頭ヶ岳~西湖根場 登山日記、連続台風前後・初冠雪後の富士山 陰徳あれば陽報あり・・・ | ラケットちゃんのつぶやき

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ブルセラコスチュームで、あちらこちらに出かけてます。
最近は、主に富士山麓の山に登ったときの、雄大な富士山と、自身の写真をつけてます。
ブルセラアイドルの夢を見ながら、日常の現実に対するいろんな思いを綴ります。

 

 

先週の26日、3か月ぶりに雪頭ヶ岳・鬼ヶ岳に登ってきました。

22日、台風21号が迫って大風・大雨の中、衆議院選挙は低投票率の中、自公安定多数で終わりましたが、翌23日は台風が日本列島をついに直撃・縦断し、各地に大いなる被害をもたらしました。

その翌日は少し晴れて、富士山の今秋の初冠雪だったかなあ。

山頂に、ほんの僅か、積もっただけでした。

すぐに溶けちゃいましたねえ。

24・25日、秋雨前線により関東地方は雨。

そして、当日26日、南太平洋に発達した台風22号を控えたまま、低気圧が通り過ぎた朝、絶好の快晴となりましたねえ。

この数か月、ほとんど巡り合えなかった、雲一つない青空。

 

7時33分、登山道入り口の林道です。

 

7時50分、東入川堰堤広場、登山口です。

いつもは枯れ沢ですが、前日までの台風と大雨によって、清水が流れてました。

両手で少しすくって飲んだら、冷たくって、とってもおいし~い。

 

8時3分、堰堤を超えて北側の斜面に取りつき、植林の中を登っていき、最初の左折の表示です。

 

不鮮明な登山道には倒木や枯れ枝が積もって、数か所崩れかけていました。

まさに、大自然の爪痕。

 

 

綺麗な秋の実?

 

 

8時50分、北側の尾根に出ました。

ここで20分休憩。

9時11分、出発。

 

9時27分、ブナ原生林の表示です。ガイドに乗っています。

 

風雨に耐え忍んだ紅葉が綺麗です。

 

 

9時52分、

最初に開けた南側から、富士山を仰ぎます。

前夜の雨雲が去ったあと。

見事に雪化粧してます。

 

望遠レンズでズームです。

 

 

可憐な花。

 

 

10時6分、いつもの危険な岩場です。

 

これを登って少し行ったところの急斜面から、富士山です。

 

10時20分、草原地帯に出ました。

 

 

これを登りつめて、

10時25分、雪頭ヶ岳山頂(1715m)です。

 

 

足元にはススキの穂。

西湖を見下ろし、雲一つない青空。

眩しい太陽。

雄大な富士山。

誰もいない大自然に溶けて・・・

 

 

 

いつもながら、歓喜感激の私。

吹きさらしの風も、気持ちいいです。

 

 

12時50分、鬼ヶ岳へ向かって出発。

岩尾根を進みます。

 

13時0分、最初のピーク。

紅葉の向こうに富士山です。

よく見ると、少し、雪が溶けてきてますねえ。

 

 

遠くの、河口湖大橋です。

 

アルミのハシゴを登って、続く第二のピークです。

足元にはハシゴ。

手前には越えてきた第一ピーク。

向こうに富士山です。

 

 

 

岩の間から、のぞき見の富士山。

こんな構図は、丹沢山系からもありましたねえ。

 

 

 

第二ピークの岩場です。

この岩の上からも絶景ですが・・・

 

 

 

あと一登りで、鬼ヶ岳です。

 

13時19分、鬼ヶ岳山頂(1732m)に着きました。

 

 

この、山頂にある大岩の上に登ると、360度のパノラマです。

まさに、山頂の一番高いところですねえ。

 

 

南側は、富士山。

富士山頂の向こう側に、わずかに雲ができていますが、これ以外には雲はみられません。

まさに、この秋一番の絶景です。

西湖、河口湖、山中湖、箱根の山、遠くは駿河湾まで一望です。

 

左回りに、ぐるっと一周。

 

 

東側、手前は鬼の角の形をした岩です。

十二ヶ岳、接頭が岳、黒岳などの御坂山系、丹沢山系、そして、とっても珍しいですが、筑波山まで?・・・

 

北側、甲府盆地の向こう側は、中央アルプスと北アルプス。

 

鍵掛、王岳の向こう側は、身延や南アルプスの山々。

 

天使山系の山々の向こうには、南アルプスの山々や駿河湾。

 

 

 

15時、鬼ヶ岳から、もと来た道を下山です。

15時8分、

倒木が登山道を遮っています。

 

紅葉と松が綺麗です。

 

 

15時15分、第一ピークに戻りました。

2時間前と比べてみると、さらに、雪が溶けています。

 

ここで、お昼寝を40分。

一時的に、南風がおさまり、ぽかぽかと日向ぼっこ・・・

 

そして、16時0分、出発。

16時10分、雪頭ヶ岳に戻りました。

草原の吹きさらしの斜面にテントが二つ、はられています。

昼過ぎまでは、なかったから、その後、登ってきたのでしょう。

夜には、星を観察するのかしら。

この斜面、風が吹き曝しなのにね。

ススキの穂も、手前に傾いてかなりゆれている。

大丈夫かしら・・・。

でも、今晩一晩は、きっと、満天の星でしょう。

ロマンチックです。

 

 

16時13分、夕日に向かって、尾根を下ります。

この位置の夕日だと、山中湖あたりからは、見事なダイヤモンド富士が見れるだろうなあ・・・。

 

その道すがら、南側に見る、富士山です。

 

 

 

草原地帯の、最後のあたり。

往路で、最初に草原地帯に出て、振り返ったところ。

松の木の向こうに富士山。

最初来た時と比べても、雪が溶けていますねえ。

 

再び戻った岩場の手前、

 

 

 

岩場を降りました。

 

さらに、下ります。

最後に開けた南側の富士山です。

夕焼けの富士山。

ここより、自然林の尾根の中を降ります。

 

 

17時2分

ブナ原生林の表示。

日が暮れちゃいました。

 

 

この後は、ヘッドライトをつけて下山。

 

 

 

18時20分、

登山口まで下りました。

見事な清流です。

 

 

 

 

残っていたペットボトルのポカリスエットを捨てて、この清流を3リットル分ゲット。

根場・東入川の、めったにない天然水。

家内へのお土産になりました。

 

18時35分、無事、登山道入り口に着きました。

夜空は、満天の星。

三日月が輝いてます。

 

 

以上、10月26日の登山日記です。

朝から夕暮れまで、またとない快晴の一日でした。

綺麗な富士山を中心に、綴ってみました。

 

 

その後、この28・29日(土日)は、また台風がやってきて(台風22号)・・・

富士山は、再び、スッピンになっちゃいました。

 

 

 

 

 

結びに一言・・・

 

陰徳あれば陽報あり

日蓮大聖人の御書に
「陰徳あれば陽報あり」
とあります。
(陰徳陽報御書、P1178)

人知れず徳を積む者には必ず誰の目にも明らかな良い報いがあり、

隠れて善行をしている者には必ずはっきりとした名誉があるものだ
 『淮南子・人間訓』、故事ことわざ辞典より

景気回復や

働き方改革といっても、

効率や生産性向上ばかりではなく、

人徳をともなうものでありたい。

そうでないものは近い将来、結果として

AIにとって代わられていくだろう。

 

頑張ろう。