最近、書店でお灸のガイドブックがたくさん出ているのを目にする。これまでお灸といえば、肩凝りや腰痛、膝の痛みなどに悩むおじいちゃんおばあちゃんがやるもので、「お灸をすえる(=おしおきする)」という言葉があることから、「熱そう」「やけどしそう」「跡が残りそう」というネガティブなイメージを持つ人も多かったのではないだろうか。
中でも目を引いたのが、お試し用のお灸付きムック、「はじめてのお灸レッスン」(成美堂出版)。ハーフっぽいモデルさんが登場して室内でお灸をしながらくつろいでいたり、ガラス瓶の中にお灸を入れるなどして、まるでかわいい雑貨でもあるかのようにスタイリングしていたり……。なんかちょっと、お灸ってオシャレかも!?と思ってしまいそうなイメージ戦略がなされているのだ。
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以前、「お灸」に関する記事を書いたと思ったのですが…探してみたら、やはりありましたね。
2012年は何ガール? お灸ガールで決まりです NHKあさいちのお灸特集
なんだか、こういう宣伝くさい記事が多いと、お灸が人気があるのではなく、お灸をブームにしたいのかな?と下衆の勘ぐりをしてしまいます
【そんなわけで、私もおっかなびっくり初めての「お灸体験」をしてみたところ、思っていたよりかなり熱い……だが気持ちいい! 最近、クーラーや冷たいものの摂りすぎのせいか体調がいまいちなので、お灸や入浴で体を温めることで夏バテ回復したいところ。】
クーラーなどで、むしろ冷えた夏場の体を、お灸で温めるというのは、これはかえっていい療法かもしれませんね。