特別養護老人ホーム | 晴れのちレインボー

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板橋にある訪問介護事業所レインボーブリッジのブログ

こんばんは〜。
スピードスケート女子1000m。皆さんご覧になりましたかぁ❓

小平選手、高木選手、お二人とも見事な滑りでした😊

惜しくも金メダルには届きませんでしたが、スピードスケート女子では日本初の同時表彰台❗️
お見事でした👏


さて、弊社は介護保険をメインとする事業所なのに、お酒の話やら野球の話ばかりをしてきたので、たまには本業のお話を。

本日は、特別養護老人ホームについて書きたいと思います。

皆さまご存知のように、特別養護老人ホームは介護保健が適用される入所施設となっておりますが、有料老人ホームに比べ、費用が安いこともあり、待機者が多く、申し込みをしてもなかなか入所できない状態が続いております。板橋区においても、施設によって差はあるのものの、数百人から千人弱の待機者がいる状態が続いております。

弊社のご利用者様のご家族からも、時折、特別養護老人ホームの入所について相談を頂くことがあります。

平成28年の介護保険改正により、特段の事情がある方を除き、要介護3以上という事が申請条件になったこともあり、入所に関するハードルが更に高くなっております。(在宅での生活が難しい方を対象にしている制度ですから、方向性は間違っていないのですが…。)

弊社におきましては、ご家族からのお話を伺った上、向こう数ヶ月以内の入所をご希望される方には、区外(弊社から、それほど遠くない地域である埼玉県川口市や戸田市、浦和市、など)の新規開設予定の特別養護老人ホームをご紹介させて頂くこともあります。

都内の既設特別養護老人ホームを探すとなると、多摩などの遠方地域でもなかなか空所のある施設様を見つけることが難しい事もあり、遠方の都内施設よりも、県外の近隣施設様を見つける方が、ご家族様にとってもご自宅からのアクセスが良い場合も多いのです。

川口市、浦和市というと「ちょっと遠くないですか?」とおっしゃられる方もいらっしゃいますが、弊社近くからですと、埼京線や京浜東北線を利用したり、お車を利用して頂ければ30分ほどで行ける場所も多くあります。

しかも、新規開設予定の施設様ですと、オープニングメンバーとして入所させて頂ける可能性が高いこともあり、お勧めです。

昨年末から、弊社を訪ねてくださっている施設様(実名を挙げさせて頂く承諾を得ていない為、名前は伏せさせて頂きますが)の中には、今春、100床での開設予定のところ、まだ空きがあるとのお話をしてくださった方もいらっしゃいました。

一度入所してしまうと、ずっとその施設様にお世話にならないといけないのではないかとお思いのになり、ご本人様のご自宅やご家族様のご自宅の近所の施設様にも申し込みをしておき、そちらの施設様に空きが出て、入所可能との連絡を頂いた時には、施設移動をする事も可能であることをご存知ない方も多くいらっしゃいますが、一度入所してしまったら、移動できないなどということはありませんので、特別養護老人ホームの入所をお考えの方は、新規開設予定の施設様に申し込みをする事も検討してみる価値はあるかと思います。

ただし、(こちらについても、各施設様によって異なる為、一概には申し上げられませんが)、新規の施設様への入所について、メリットだけあるとは言えない場合もあります。

該当施設自体は新規開設であっても、運営母体自体での施設運営経験は豊富である事も多く、新規立ち上げに伴い、管理者様や主要スタッフ様については新規立ち上げメンバーとして運営に関わっていらっしゃることが多く、新規開設に入所したからといって、生活面での不便さを感じることはあまりないかと思いますが、現場のスタッフ様については、新規募集をかけてメンバーを集めることが多いため、その施設様の特徴が見えてくるまで(イベントなどの余暇活動を含む)多少の時間がかかる事もあるようです。

ご自宅やご家族様のお宅からの距離やアクセス、料金体系、施設の新しさや設備など、施設を決める上で重要視する順番などはそれぞれではあると思いますが、施設への入りやすさという事を検討要件のひとつにしてみるのも良いかも知れません。

もちろん、実際に、一度その施設様を訪問し、施設の方からお話を伺った上、施設内の様子や、実際にそちらの施設で生活されている方のご様子(すでに開設している施設様の場合)などを確かめてから最終判断をして頂く事をお勧め致します。

施設の見学については、有料老人ホームへの入所を検討されている方につきましても同様であり、有料老人ホームへの入所の方については、最低でも1泊から2泊の体験利用をお勧め致します。(入ってみたら、警察署や消防署にある救急車両や交通量の多さからくる車の音がうるさくて眠れなかったとか、隣の人がうるさくて眠れないとか、見学の時と食事内容が全く違う、などというクレームが消費生活センターに多数上がっていた事もありましたので、念のため)

うだうだとした長文になりましたが、多少でも参考になったと思ってくださる方がいらっしゃいましたら幸いです。