「彼のために...」
「彼女のために...」
「親のために...」
「子供のために...」
「家族のために...」
「会社のために...」
「社会のために...」
「動物のために...」
「地球のために...」
これらのように、○○のためにと言葉をかけることや行動をすることは
あまりお勧めできません。
なぜなら、○○のためにという感情は
自分たちの主観的な考えのもとになされるものだからです。
ほとんどのケースに見られるのが、ために”やったことが
じつは相手のためになっていないことが多い場合があります。
例えば僕自身も、仕事で夜遅くまで働き
たくさんの収入を得ることが家族のためになるんだと勘違いしていたことがあります。
もちろん収入を得ることは必要ですが、
奥さんは、「子供がまだ小さくて大変なんだから、早く帰ってきてお風呂にでも入れてほしい」
「少しは時間をつくって遊んであげてほしい」と思っていたりします。
男性がやってほしいこと。言ってほしいこと。
女性がやってほしいこと。言ってほしいこと。
異性ともなれば、まったく見当違いの〇〇のために”となることがしばしばです。
ではどのような思考であれば見当違いなことにならないのか。
それは「○○の立場で」考えてみるのです。
あのひとだったらどんなことされると嬉しいかな?
あのひとは過去にあんな出来事があったから、
○○なことを許せないんだな・・・
あの人はどのタイミングでやってあげると喜んでくれるだろう?
自分だったらこうだな!
ではなく、
相手の立場、相手の考え方ならきっとこうだろう。
相手の立場で考えてみるのです。
仕事ができる営業マン、
人間関係が良好なあの人、
やたらとモテるあのひとは、
きっと○○の立場で考えられる人なのです。
僕自身は失敗してしまうことがあります。
自分の都合で、
自分のタイミングで
自分の考えで子供と接すると嫌われます(苦笑
一方、奥さんは子供の都合で考えることが出来るので
「ママ大好き」といつも言います。
悪いことして叱られると、
ママに嫌われたくない”ので、反省します。
どうでしょう。
あなたは嫌いな人から命令されて、素直に言うことが聞けますでしょうか?
相手のためにチカラになってあげたいと思うでしょうか?
違うはずなんです。
誰かに自分の思うように動いてもらいたければ、
まずは自分から相手の立場に立って考えて行動してみるのです。
すると、持ちつ持たれつ
調和が生まれます。
調和に至るには、まずは「愛」が必要なのです。
相手のことを思うならば、相手の立場に立ってみてください。
僕も子供から「パパ大好き」と言われるように励んでいきます。
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