今回は久々に公開しようと思います。
ドル円は、18日(木)に110円台前半を付けて以降は緩慢な動きになっている。
19日(金)では、米捜査当局がロシア絡みでトランプに近い政府高官に関心を示すとの一部報道があったことから、ドルが売られ、ユーロドルが一時1.12付近まで上昇した。
ドル円は111円台で推移していることから分かりにくいが、欧州通貨との関係ではドルが売られていて、現在、市場全体ではドル売りの流れになっている。
今日の東京時間に入ってからは、週末の北朝鮮のミサイル発射もあってか、朝方は一時ドル円が 110.80 まで円高が進んだが、その後は戻し、今日の仲値 111.54 にむけて上昇。111.60 まで戻した。
ただドル円の111円後半(111.70~80)は さまざまなテクニカルポイントがあるためか、非常に重たくなっている。 ここを超えられないと本格的なドル買の流れは出てこないであろう。逆に112円にのせてくるようだと安心感が出てくると思われる。
他方、下値については、110円は相当堅そうで、109.50~110.00が短期的には重要なサポートラインであろう。ここを明確に割り込むようだと、次の下値目途は、108.13 あたりになってくる。
当面は、110円前半 ~ 112円のレンジ内にある限り、株価指数には大きな影響はないものと思われる。
今週のイベントとしては、
今晩 米国で予算教書が発表
24日 ドラギ総裁の発言。来月のECBに向けての内容に要注目
25日 OPEC総会
来月は、ECB、FOMC、日銀金融政策決定会合とあるので注意。