昨年の10月から今年の3月まで、株のデイトレ・スイングトレード通信スクールを1期生として受講してきたので、体験記を何回かに分けて書こうと思います。
今回は、通信スクールを受講するまでのトレード歴についてです。
私は、今から4年前の2013年5月から、専業にて、トレード始めました。資金は前職で稼いだ貯金。前職在職中は、片手間で、スクリーニングでヒットした低PER銘柄を(財務も業績も全く見ずに)片っ端から買ったり、テクニカル分析(移動平均とストキャスティクス程度)に頼ってスイングトレードする稚拙なレベルでした。
当然のことながら、これではまったく勝てず、損失がジワジワと積み上がっていきました。
それでも、アベノミクスに乗れていれば損失は取戻した上、大きく儲けることができたのでしょうが、アベノミクスが始まった2012年11月から2013年5月の間は、前職の仕事の整理と引っ越しとで てんやわんやだったため、優待銘柄を数銘柄しか保有しておらず、全然儲けることができませんでした。
そればかりか、引っ越しの後片付けが一段落しトレードを開始したのが、バーナンキショックの前日!日経平均が凄まじい勢いで上がってきていたのを目の当たりにし、買わねば!と焦って買いこんだのですが、翌日に暴落・・・。1泊2日で百万以上負けました。
私の専業トレード生活は、悲惨な幕開けとなりました。
その後3年ほどは、テクニカルトレードと優待投資との2本立てでやってきました。優待投資の方は優待バブルの恩恵に与ることができ、そこそこの利益は稼げたのですが、テクニカルトレードの方は惨憺たる収支でした。
ファンダ投資は興味がなかったわけではないのですが、どこから勉強していいのか分かりにくかった上、すぐには実践できず、日銭を稼ぐのには向いていないと感じたので、勉強しやすく、すぐに実践に入れるテクニカル分析を頼りにしました。
が、3年経っても一向に成果は上がりませんでした。私の能力ではテクニカル分析で勝ち続けるのは無理だったのです。
そんな専業でやっていく自信を喪失しかけていた折、本通信スクールの開講を知りました。この講座で6か月、トレードを体系的に学んで、それでダメなら職探しだな、そんな思いで受講しました。
(続く)