QOMLを求めて その4.

当直数、病床数、研修医の数、に続いては診療科と近辺の病院情報です。

これは当直に関わってくることですが、その地域における救急の中核病院に


行ってしまっては地獄が待っています。はっきり言って、初期研修で

3次救急をやる必要なんてありません。QOML派にとっては寝当直が

ベストなわけですから。なので、心臓外科・脳外科のある病院は

厄介な患者が運ばれてくる可能性大ですから、避けなければいけません。

あと、「REIS」には救急車受付数というのも掲載されていますから、

かなり参考になりますね。ひどいところでは、救急外来前で「救急車が

渋滞している」ようですから。

「REIS」の病院情報で救急医療の実績が調べられます。1日平均件数が

50件近くになってくれば、かなりハードだと思います。そんなのが月に7回も

8回もあるなんて地獄ですね。ちなみに救急車が渋滞する病院は、救急車取り扱い

件数が5000件程度です。

もし、そんなひどい病院を見つけたときには、逆にその近くの病院を狙いましょう。

中核病院があれば、近くの病院は必然的に楽な救急になってきますから。