ホワイトカラー・エグゼンプション
ある一定の要件を満たす労働者は、時間外労働による割増賃金を支払われなくなり、
労働時間の規制を受けない。
こんな馬鹿げた法律が導入されようとしています。残念ながら、「ある一定の要件」に
医師はばっちり含まれてしまいそうです。
ただでさえ、当直=時間外労働であるにも関わらず、時間外労働手当てが出ていないところが
多いのに、それが合法化されてしまいます。
つまり、週に何日当直しようが、全てただ働きってことです。
一ヶ月の残業時間が100時間を越えると、健康被害のリスクが高くなるという
資料があります。
http://www.mhlw.go.jp/topics/2004/06/dl/tp0630-1c.pdf
これは、厚生労働省の資料です。
そして、同じく厚生労働省の労働政策審議会が、ホワイトカラー・エグゼンプションを
推し進めているのです。
厚生労働省の見解はこうです。
「時間外労働が増えると健康被害が大きくなる。かといって、労働時間を削る方針を
立てれば、財界からの圧力が大きい。
んー、じゃあ時間外って概念そのものをなくしてしまおう」
つくづく 主張しない権利は奪われる と言うことを実感しました。
はやく一財産かせいで、悠々気ままな生活が送れるようになりたいものです。
もう、医療崩壊は確定ですね。