まず、最初に断っておきますが、これは看護師への不満ではありません。


あくまで、不思議に思ったことを書くだけです。


決して不満なんかではありませんので、お間違いなく。



(この先、私の病院名がばれたときに、看護師さんから叩かれるのを


恐れているわけではありませんよ、、、、)




先日、私の病院で、こんなことがありました。


ある患者さんにIVHを入れることになったのですが、


それが決まったのが土曜日の午前だったのです。


主治医の先生は土曜日午前は外来が忙しく、どうしても


IVHを入れるのが午後になってしまいました。


ただ、主治医の先生の勤務時間は午前中まで。午後からは


本来ならお休みなわけです。


そこで、主治医の先生は、当直医の先生に


午後からIVHを入れて欲しい、とお願いしたのです。


まぁ、そんなに珍しい話ではないと思うのですが、当直医の


先生も、気軽にその依頼を受けました。



で、当直医の先生がIVHを入れたのですが、それに付いていた看護師さんが


途中で抜けたんですね。看護師さんというのは申し送りがありますから、


日勤から準夜勤への引継ぎのためだったのでしょう。


IVHの手技自体が、もう終盤に差し掛かっていたので、担当の看護師さんが


居なくなっても特に問題はなかったわけです。




そこで、看護師さんがこんな不平を漏らしました。



「主治医の先生も無責任よね。自分の患者さんなんだから、ちゃんと


IVH入れてから帰って欲しいわ」




さて、これに違和感を覚えるのは私だけでしょうか。


主治医の先生は、本来土曜日はお休みなわけです。おまけに


IVHという手技自体、何が何でも主治医でなくてはいけない、というものでも


ないわけです。


主治医のどこが無責任なんでしょうか。



そんな不平を漏らしている看護師さんは、IVHの手技の途中で


いなくなっているんですよ。これは無責任ではない??


なぜ、看護師さんは寸分たがわず勤務時間を守ろうとするのでしょう。


いくらIVHの手技が終盤に差し掛かっていたとはいえ、途中で抜けるのは


どうなんですかね。そこで何かトラブルがあったとしたらどうするのでしょう。


ちゃんと最後まで介助するのが看護師さんの仕事なのではないでしょうか。



そりゃ、勤務時間を3時間も4時間もオーバーするんであれば別ですよ。


でも、せいぜい10分や20分くらいじゃないですか。


申し送り、というのは、そんなに時間厳守で始めなければいけないものなのでしょうか。




そんなことがきっかけで、なぜ看護師には当直という名の夜勤がないのか、という


ことも不思議に思うようになったのですが、


本来、看護師のように日勤・準夜勤・夜勤と三交代制にするのがまともなのであって


医師の日勤・夜勤・日勤と連続するのが異常なんでしょうね。