みなさんは、MRという職業をご存知でしょうか。


医療関係者の方は、知っていると思いますが、いわゆる


製薬会社のセールスマンみたいなものです。



自社の薬に関する情報や、医療に関する情報を提供してきて


くれるのですが、要は



「うちの薬、使ってください」



ってことが言いたいわけです。



そういった、MRという職業の方たちが、スーツをびしっと着て、


廊下にずらっと並んでいるわけです。


見たこともない中年親父が、研修医にすら、率先して


頭を下げてくる光景は異常なものがあります。




で、先日はしゃぶしゃぶをおごってもらいました。


今回っている内科の接待のようなものだったのですが、


オーベンたち5,6名と一緒に高そうなしゃぶしゃぶ屋に


連れて行かれたのです。


オーベンたちは慣れた感じで、酒を飲みながら


MRさんと楽しく会話しているわけですが、私は


非常に居心地が悪かったです。



どう見たって、私なんかより人生経験豊富な中年親父が



「あ、先生、どうぞどうぞ」



と言って、しゃぶしゃぶを私の器に入れてくるんですよ。


そんな年上の人に料理を取ってもらったら、逆に遠慮して


しまいます。器に入れられるたびに


「あ、ありがとうございます」


と言っていたので、その日は


人生でもっとも「ありがとう」を言った一日


になりました。



つらかったのは、微妙にMRさんがガサツだったところですかね。


こっちの器に入れるときに、そっと入れないものだから、周りに汁が


飛びまくるし、何より言いたかったのは



肉、ゆですぎ!!!




もう少し柔らかい肉が食べたかった・・・・



もっともお会計は私の気づかないうちにMRさんが


済ませていたので、高い肉なのか安い肉なのかも


わかりませんでしたが、いつも食べている肉の2倍くらいは


白色部分が多かったことだけは事実です。