そんなこんなで、また昨日は当直と言う名の夜勤でした。



相変わらず、夜だというのに蒸し暑い日が続いているのですが、

当院では虫患者続出であります。



世の中には、こんなに虫に刺されて困っている人がいるんだなぁ、と

感心してしまうくらいの多さです。



虫刺され外来


虫刺され専門医




まぁ、いいや。



で、私が勤務している病院は地域基幹病院に寄り添うように

ひっそりとたたずんでいる病院なのですが、

当然ながら3次救急は受け入れておりません。


QOMLの高い研修病院の探し方として、3次救急を

受け入れていないことは必須だと思っていたからです。


ところが、最近その考えにも疑問が生じてきました。



1次、2次救急と言うのは、いわゆる



コンビニ外来



と化しているのです。


昨日も、夕方5時過ぎから夜勤に突入。

おいおい、なんで昼間来ないの?って患者が

次々と現れ、晩御飯にありつけたのは、午前2時・・・・



30分ほど仮眠をとったかと思えば、午後3時前には




「1週間前から首のあたりにブツブツができて


かゆいんですよぉ」


というギャルがやってきました・・・



さすがに温厚な私も、だんだんイライラしてきます。

こっちの睡眠時間を何だと思っているんだ・・・



あくまで低姿勢で

「えー、なんでこんな時間に受診されたんですか?」



「なんかぁ、みんなで花火してたらぁ、すっごく

かゆくなってきてぇ」



「・・・」

電子カルテを打つキーボードの音が一段と大きくなり

ミスタイプが続きます。



そのとき、私は病院のドクターがなぜマスクをしているのか

わかりました。


あれは感染予防なんかでは決してありません。



顔がぴくぴくしているのを隠すためだったのですね・・・・