私はコンプレックスの塊です。


自分の顔のパーツは全部嫌いだし、髪質も嫌い。

指が太いのも嫌いだし、声も嫌いです。

音痴なところも嫌いなら、他人と上手く話せないのも嫌いです。


そんな中でも、自分の職業が医者である、ということを

他人に初めて言うことが大嫌いです。



これはコンプレックスじゃないのかもしれませんが・・・



例えば、美容院に行ったとき。

美容師さんに「お仕事、何されてるんですかー?」なんて

聞かれるのが、非常に苦痛です。

私が医者であることを聞いて、


「あ、そうなんですねぇ」と普通にリアクションしてくれる人は

まずいません。

たいていの人は、オーバーリアクションで答えてきます。

「あ、お医者さんなんですか!全然見えないですね!」ってな

具合で。


そういうリアクションが手に取るようにわかってしまうから

自分の職業を言うのが、非常に苦痛なのです。



なぜでしょうか・・・

ただ単に自意識過剰なだけでしょうか・・・・



私の中に、まだ「医師」としての自覚がないせいかもしれません。


「医者ってのは、受験勉強必死でやって医学部入って、

働き出してからも、他人のために必死で働き続けるんだから

すごいよなー」


なんて気持ちを、周りの医師に対して持っているからかもしれません。



なんだか、訳のわからないブログになってしまいました。




みなさんは、初対面の非医療従事者に

「私の職業は医師です」

ということに抵抗がありませんか?