とうとう9回表になっちゃ
ったよ
「アウト!」
「おい セーフだろ、今の!」
「桧山!
男なら一度ぐらいホームラン打ってみろ!」
「しゃああ!」
ボコ!
「ほんとにバットに当たんねぇ奴だな」
-カワイイ~
「早く振れ 早く振れ… もっと早く」
「ニャー!」
「まだ投げてねぇだろ、バーカ!」
-ニャーッ
「これも奇跡なのかな」
「俺ね、時々思うんだ 今までのことはすべて奇跡だったんじゃないかって
仲間に会えたことも、それに先生に出会えたこともさ
…だから、だから俺たちは、最後にもう一度、奇跡を起こす 俺たちの夢を掴むために」
「ビンボールは期待してません チャンスが来なければ作り出すまで」
「ランディ・バース!」
「おい、止まれ、バカ!」
「アウト!」
-平っちが泣いてる
「来たぞ ツーアウト満塁!」
「なんか…すげえ試合」
「恵ちゃん…」
「ファール」
「ストライク!」
「イメージはもうねぇのか?
あいつのフォークをレフトスタンドにぶち込むイメージはもうねぇのかよ」
「ある!」
カッキーン!
「入ったー!」
「俺…ニコガク入ってよかったっス」
-感極まって、上手く言えない…
「安仁屋さん…背中の背番号1、しっかりと目に焼き付けておきますから」
「あと一人…」
「ストライク!」
「ストライク!」
「…あと一球…」
「…あと一球…」
「…あと一球だ…」
「行くぞー!甲子園!!」
-安仁屋が…安仁屋が…
「俺たちの夢、お前に預けたぞ」
「決めてこい!安仁屋!」
「…夢が 俺たちを強くしてくれた…」
「行くぞ!」
バシッ!
「ストライク、バッターアウト!ゲームセット!!」
-勝った~!!
「ここが、俺たちが目指してきた夢の舞台だ
いいか、臆することなく戦ってこい
そして、精一杯夢にときめいてこい、明日にきらめいてこい」
「夢の果てってよ
ねぇな、夢の果てなんて」
「よーし、行けー!
ゴー、ニコガクゴー!」
「ずっとレギュラーだと思ってたからよ」
「ありがとうございました!」
-塔子ちゃん嬉しいよね
-全員を書けないから、省略しますm(__)m
「…関川…」
「…岡田…」
「…今岡…」
「…湯舟…」
「…桧山…」
「…若菜…」
「…新庄…」
「…平塚…」
「ピッチャー 安仁屋恵壹」
「俺はおめぇから、無駄な努力はないということを教えてもらった
諦めない心を教えてもらった
夢の大切さを教えてもらった
本当にお前に感謝してる
ありがとうございました」
「キャプテン 御子柴徹」
「先生の言っていた通り、笑って卒業できました
先生の言葉、信じてやってきてよかった
先生、俺たちに自信をくれて、俺たちに勇気をくれて
本当にありがとうございました」
-みんな全部いいけど、特に2人が好きなの
「…お前たちは俺の夢だ…卒業おめでとう」
~(遥か)
最後まで見てくれて、ありがとうございます♪
ROOKIESの皆さん、ますますの活躍を応援しま~す!(^^)!