今回はマジメに英語のハナシ。
ローマ字を学校で習うと
三文字単語、
cat box hat などのアルファベット三文字でできた単語は
急に読みやすくなります。(発音が正しいかどうかは別)
でも、ローマ字学習が始まる3年生以下の学年では
三文字を読む前に
まず始めの二文字をうまく足し算できない場合があります。
b+a = ba とか
h + u = hu とか
b+a なんかは、音の足し算って言っても
ブアって言ったりするんですよね。
もっと縮めて発音するよ~って言っても
いまいちピンと来なかったりするし。
音なので絵で表すにも限界がある。
なので、この部分をもっとゆっくり、じっくり教えていこうと
自分でフォニックスのワークシートを作りました。
こんな感じ。
↑ bath いきなり三文字ではない
しかもおふろでなぜこの絵?と思うかもしれませんが、
頭がふたになっていてカワイイお風呂だそうです。
こういう想像力が面白い
小1から足し算は習うので
足し算として考えてもらえるようにしています。
b+a = ba ba + g = bag
一枚につき3つくらい主に三文字単語をのせていて、
その単語の絵をかいて、文字をなぞって、自分で書く。
自分だけのオリジナル単語帳ができるようになっています。
というのも、
なぞって書くだけなら
割と簡単にできるんです。
ワークとかでさらっと終わってしまうと
なんとな~くやったけど、一人では読めないという現象が起こるので
もっと愛着というか、
じっくり取り組んでもらいたいなぁと。
そこで自分で絵を描いてもらうことにしました。
実は最初枠の中にはそれっぽいイラストを差し込んでたんですが、
ここは自分で描いてもらったほうが
楽しみが増えると。
もちろん絵が苦手な子は
自分がわかりさえすればよいので
簡単なものでいいし、
色を付けたかったらつけてもよし
小さいうちに英語の基礎を身につけさせてあげたい、
というのは、あくまで大人側の気持ち
子供はなんでこんなんやらなあかんねん、
って思っていることも正直多いんです。
だからこそ
なるべく楽しく取り組めるように
嫌いにならないように
と考えています。
この春、小学校4年生から通い続けてきた
高校三年生さんが卒業されます。
英語を好きになってくれて、
英語が得意になってくれて
本当にありがたく思っています。
そしてわたしのこんなゆるい英語へのアプローチが
決して間違っていなかったということを
証明してくれました。