別れの★詩

寒い日は私を温めてくれる

暑い日は心地よく私を冷やしてくれる

淡泊なカレだけど、

私は毎晩のようにカレを求めていた

それなのに

今年の初夏に・・・

Ｋ雄と出会ってしまった

引き締まったその身体に夢中になったの

あんなに愛していたカレに見向きもせずに

Ｋ雄の虜になってしまった

そして、暦の上では秋がやって来た

ひと夏をＫ雄と過ごしている内に・・・

なんだかその引き締まった身体が脂ぎってきたようだ

私の心はまた、カレに戻った

今さら遅いかしら？

でも・・・

Ｋ雄に夢中になっている間も、カレのことは毎日見てたのよ

昨夜、勇気を出して・・・

カレに会った

久しぶりに会ったカレは、いつもと同じようで、何かが違っていた

やっぱり、終わりなのね・・・

最後にもう１度だけ・・・

カレの洋服を脱がせ、その滑らかな肌に触れたい

そう思った

けれど、そんなことをしたら

私は苦しくなるだけ・・・

ただ

カレにさよならをした

ごめんね

Ｔ夫・・・

さすがに、賞味期限が１ヵ月以上過ぎていては・・・

食えないわ

あ

Ｋ雄とは、カツオのことっす

戻りカツオの時期になりましたな

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