同期さんの距離が近づくにつれて、

れっちゃんのことをよく思います。


本当にリアルな思い出を、

ふいにおもいだしてしまったりして、

びっくりします。


れっちゃんを思うように、

だれかを好きになることは、

きっともうないんだろうから、

あのときの気持ちを思い出してみてももう手に入らないし、

仕方ないんだろうな、と、

思ってはみるのだけど、

どうも納得できません。


れっちゃんは、相も変わらず、

のらりくらりとしています。

ちょこちょこメールしてる。


この人を思うのは疲れるので、

早く忘れたいっておもってもう半年にもなるのに、

自分の気持ちがまったく揺るがず、

やんなっちゃいます。


指輪もまだ外せず、

私の指にいつも、

ダイヤのたてづめとピンクゴールドの指輪がはまってることは、

周囲からも記憶されるくらいになってしまっています。

たてづめのじょうずな扱い方も覚えて、

いまでは服にひっかけないでいれるようになった。



ゆうくんに、

惹かれてはいるけれど、

いかんせんペースがゆっくりなので、

気持ちがぶわっともりあがることがなくて。


なんにんかの男の子と、

じゅんばんこにデートを繰り返しながら、

でもどうにもならない自分の気持ちを、

なんとか忘れようと、

仕事に没頭する毎日。



明日は同期さんとデート。

ほんとにりほさんと会えるのが楽しみです、と、

ストレートに好意をぶつけられると、

また引いてしまう。


難儀よのう…