エバメール ゲルクリーム 解析 | かずのすけの化粧品評論と美容化学についてのぼやき

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エバメール ゲルクリーム 解析

 

 


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           皮膜力:★★★★☆
           保湿力:★★★☆☆
          低刺激性:★★★★★      
        伸びの良さ:★★★☆☆  
          しっとり感:★★★★☆ 
        サラサラ感:★★★☆☆
肌荒れ防止作用:★★★★★  

       敏感肌適正:★★★★★    
        価格適正:★★★★☆   (180ml:3500円) 

       総合評価:★★★★☆



グリセリン・BGというよくある保湿剤のベースですね。

安全性は高いです。


ただ「油は使わない」とか言っている割には、

スクワラン(ワックス)とアボカド油(油脂)

という油性原料がふんだんに配合されていますね。


成分的に悪いことはないのですが、

ノンオイル嗜好の人に謳い文句で買わせようということなのでしょうか?

少なくともこれは普通のオイルインエマルションです。


スクワランが軽度の密着性と、

アボカド油は肌を健やかに保つ効果のあるエモリエント効果の高い油脂ですね。



グリチルリチン酸2Kとアラントインが肌荒れ防止剤になります。

たくさん入っているように見えますが、

実際には化粧品にはあまりたくさん入れられない成分なので

これ以降の成分はごく少量と見るべきでしょうね。


というわけで保湿効果のコラーゲンやヒアルロン酸は少量の配合で、

その他のエキスなんかも入っていないようなものと考えましょう。



なので効果としてはグリセリン・BGの薄いベースに、


油性原料によるしっとり感が付与されたクリームです。



どちらかと言うとオイルの作用が全面に出てきそうだと感じますね(^_^;)



ちなみに乳化剤が配合されていないように見えるのですが、

キャリーオーバーで入っている可能性があります。
(原料の安定性分扱い)



内容は悪くないですが謡いがほぼ嘘なので少々減点してます。



 
 
エバメール

・全成分表示
 水, グリセリン(保湿), BG(保湿), スクワラン(エモリエント), アボカド油(エモリエント), グリチルリチン酸2K(肌荒れ防止), アラントイン(肌荒れ防止), 水溶性コラーゲン(保湿), ヒアルロン酸Na(保湿), オウゴン根エキス(肌荒れ防止), ビフィズス菌培養溶解質(保湿), ダイズ種子エキス(保湿), クロレラエキス(保湿), カワラヨモギ花エキス(肌荒れ防止), アロエベラ葉エキス(肌荒れ防止), トコフェロール(製品の抗酸化剤), 黒砂糖エキス(保湿), カラメル(着色), 海塩(保湿), アルギン酸Na(粘度調整), カルボマー(粘度調整), 水酸化K(pH調整), メチルパラベン(防腐安定)

・容量180g
・価格3500円(税抜)

・謳い文句など出来るだけ詳しい情報
原点は水。乾燥したお肌に油はいりません。だから、水のクリーム。べたつくことなく、乾くことなくしっとり、そしてツルツル輝く素肌を!そんな願いから誕生したゲルクリーム。 鉱物油はもちろん界面活性剤も使わない水のクリームです。だからしっとりなのにツルツル、長時間変わらないその感触は、従来の油性クリームの常識を変えました。 


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