家を創ろうと決めたのは去年の今くらい。

それから、工務店やら不動産やら何件かまわって、いえづくりの本を読んで少し勉強しました。


いい場所の分譲地であっても、建築条件付きだったりもしました。

建築条件付きだと工務店は決まっています。

だいたいの建築条件付きの標準の断熱材はグラスウール。

外壁は、厚さ14mmサイディング。

フローリングは、合板。がほとんど。

これをいいものに変えるとオプションとしてコストがかかってきます。



家をつくるにあたって、家を長持ちさせるためには、湿気をためないことが大切だとわかりました。

家をつぶすのは、湿気だそうです。壁の中には、窓にできる結露の数倍の湿気がたまっているそうで、それが壁内に入っている断熱材をつぶしてしまうそうです。


だから、断熱材は自然素材で湿気を吸ったりはいたりするものがいいと思っていました。

自然素材といってもいろいろ種類があります。

その中でも、セルロースファイバーは新聞紙でできていて、吹き付け方法なので隙間なく施工することができます。

この断熱材がベストだと思っていました。


羊毛もありましたが、ある工務店に羊毛を試しにもらった日にダーさんにアレルギー症状が出たので、即却下となりました。(羊毛が原因かどうかはわかりません)


が、今回のビルダーは、アクアフォームという断熱材を使用しています。

吹き付け法で、水から生まれた断熱材と言われています。

これも、決め手の一つとなりました。

そして、ローコストなのに、外壁は、16mmサイディング。

14mmだと釘打ち工法なのですが、15mm以上は、金具工法になるので、穴を開けることもないし、釘からのサビも防げます。

ローコストだけど、家を長持ちさせる素材は持ち合わせているビルダーだと思いました。


少なくとも建売よりは。


そして、無垢を標準として使用しないビルダーなのですが、無理をいって使用してもらいました。

最初、見積もり依頼していた工務店は、無垢をウリにしていたのに、フローリングはウッドワンのものしか使えないし、木種を選べないという理不尽なものでした。

が、契約したビルダーは、おすすめはしませんが・・・という前置きで無垢を使用させてもらいました。

塗り壁は、さすがにビルダーに頼むとすごい金額になったので、施主支給でいくことを了承してもらいました。二階の部屋を自分で塗るか・・・も検討したのですが、やはり3月に引き渡しで、ちびっこがいながらは時間がなさすぎることで、寝室は珪藻土クロスを使用することにして、残りはビニールクロスで我慢です。

どうしてもシックハウスが気になるようであればそのときDIYしてもいいしね。

ちなみにビニールクロスから塗り壁にかえることは可能ですが、塗り壁にしてからはビニールクロスにできないそうです。簡単にははがせないということでしょうね。


無垢を否定的に考えるビルダーは、クレームを最低限に抑えたいからだそうです。

無垢は、呼吸をしているので、板に隙間ができたりそったりします。それを苦情することが多くあるようです。どこからが不良とするかが難しいですね。

塗り壁でもひび割れが考えられるので、下地処理も簡単なクロスをすすめられるんですね。


でも、漆喰も珪藻土でも、湿気を吸ったりはいたりしているし、防臭効果もあるそうです。

が、左官工事は単価がすごく高いので我が家もLDKのみしか取り入れられませんでしたが、その効果はいまから楽しみです。


今から思えばもっともっと勉強してから・・とも思ったのですが、消費税やら、今の家の年数やらで、やはりベストなタイミングだったのではないかと思います。

内装ももっと勉強したかったなぁ。設備も・・・と欲は出ますが、予算も限られているので仕方ないですね。