5月30日。1年半のバンコク生活にも終止符をうち、日本へ帰還しました。
早、1週間が経とうとしています。
バタバタしていて、思い出にふける暇もない毎日です。
市役所、警察署、電器屋、銀行、ショッピングセンター、ニトリ・・・・・・・・・
毎日飛び回っています。
そして、今日は子供のためにということで、東京ディズニーランド。
母、倒れそうです。
まったく写真も撮っていません。
写真UP出来ません。
まだ携帯もGET出来ず・・・。
tomoの幼稚園選びもまだ出来ず。
そんな中、先日かっぱかっぱかっぱのマークのかっぱ寿司で寿司を食べていたところ、
ガリを発見。
ニャンさん(バンコクの我が家のメイドさん)ガリ好きだったなぁ・・・と浸っていると、
tomoも「ニャンさんガリ好きだよね。」と。
やっぱり思うこと思い出す人は同じだね。
そしてHaruも事あるたびに「ニャンさんに会いたい。会える?」と聞いてきます。
我が家は現在ニャンさんシック中。
私にとってバンコク生活が豊かなものとなったのも、ニャンさんのおかげです。
我が家にとって家族のような存在だったニャンさん。
もっともっと一緒にいたかったです。
彼女はいつもtomoとharuを大切にしてくれました。
tomoとharuじゃなくても、どの子にも平等にいつも優しくしてくれました。
いつも穏やかでした。
少し体調が悪くてもそんな顔を一切見せず、一度も休んだことがありませんでした。
彼女は自分の給料のほとんどを自分の親に送っていました。
自分だってテレビないのに、親にテレビを買ってあげるために一生懸命でした。
自分だってお金が必要なくせに、道で物乞いをしている人を見ると、お金をあげていました。
本帰国を伝えたとき、とてもショックがってくれ、涙を流してくれました。
いつも私の意見を尊重してくれ、いつも私の子育てを影で支えてくれていました。
そんな彼女が最後にきっと勇気を出して私に意見してくれたこと。
彼女にとってもharuやtomoは家族だったんだと思います。
tomoとharuを大切に思ってくれていたから、きっと勇気を出して、私に意見してくれたんだと思います。
とても感謝しています。
日本へ戻り、早くも壁にぶち当たっています。
毎日毎日いろいろなところへ買い物や手続きに出かけ、相当疲れ、子供たちもストレスが相当たまっている様子。
私も気持ち的余裕がまったくない状態になっています。
そんな時、彼女の言葉や彼女の生き様を思い出すと、がんばらなくては!と思います。
まだまだ生活を立ち上げるまでに時間がかかりそうですが、気持ちに余裕を持ってがんばれたらなぁ、と思っています。
ニャンさん、幸せでいますか?
新しい家庭ではうまくいってますか?
彼女と出会い、こんなに心のあったかい人。空気のような存在の人がいることを知りました。
彼女のことは、慕い、そして尊敬していました。
ニャンさん、1年半という短い間だったけど、私にとってニャンさんに出会えたことは本当に大きな出会いでした。
ありがとう。
ニャンさんが幸せで居てくれることを私たち家族一同、心から望んでいます。