奈七永「私は折れない自信がある」/シードリング会見
8日(金)都内にてSEAdLINNNGが記者会見を開き、1・11後楽園ホール大会に出場する各選手が意気込みを語った。試合順は以下の通り。体調不良により欠場となる井上京子の代わりに伊藤薫が参戦する。
『Let's make MIRACLE YEAR 2016!』
◆1月11日(月・祝)東京・後楽園ホール(12:00)
▼~OPENING POP UP!~15分1本勝負
田中盟子 vs ビッグバン・ニコル
盟子「今回第1試合を務めさせてもらうんですけれども、この人はドンキーコングみたいだなってずっと思ってて、ドンキーコングみたいな奴は自分は小指一本で倒してやるぞ、チョンチョンチョンて感じでお願いします」
ニコル「田中盟子選手はいい選手だと思うけど、私はただ彼女を潰すだけ。この日本で成功していく」
━━カードが組まれた時の気持ちは?
盟子「ディアナの大会で試合を見てゴツイ選手だと思ったけど、負ける気はしなかったです。チョンチョンチョンで!」
奈七永「どっからその自信が出てくるの!」
盟子「心の底からです!チョンチョンチョンで!」
▼~INEFFEBLE EMOTIONS~20分1本勝負
伊藤薫&井上貴子 vs 宮崎有妃&希月あおい
希月(書面にて)「記者会見に出席できず申し訳ございません。SEAdLINNNG初参戦希月あおいです。10日から私が選んだ新しい道、フリーとしてやらせていただきます!! 新しい挑戦として色んな選手と闘って自分を高めて行きたいので、この試合が楽しみです! 私は私らしくぶつかっていくだけ。今後Change Upしていく希月あおいに乞うご期待!!」
▼南月たいようプロデュースマッチ~MIRACLE HISPEED~20分1本勝負
Sareee&小波 vs 水波綾&朱里
※オーバー・ザ・トップロープルールを採用。トップロープより場外へ転落すると負けとなる。
Sareee「自分は11日新成人になりますが、もちろん自分は成人式より試合を選びました。必ず新成人の記念に勝ちたいと思います。それに2回ハイスピードの試合でフォールを取られて負けてるので、この中だったら自分が一番ハイスピードの戦い方を分かってると思いますし、南月さんにも“最近速くなってきたよ”と言っていただいて、自信もめちゃくちゃついてます。自分はこれで勝ってハイスピードの選手に絶対なりますので!! 皆さんに証明します!!」
朱里「ハイスピード初でドキドキしている気持ちとSareee選手とも絡むのがあまりないのでなので楽しみです。自分がどうなるか今のところ分からないんですけれども、短距離は速い方なので! ハイスピードということなので負けずに、水波選手と勝っていこうと思います」
水波「自分もハイスピードは初めてで、普段のファイトスタイルは全然ハイスピードではないのでドキドキしているんですけれども、走り始めの2~3歩は凄く速いと思ってるんで、そこは自信もってやろうと思ってます! あとはハイスピードのルールに則って、自分の良さである激しくかつハイテンションな自分を熱く! 熱く! 熱く! 印象付けたいと思います!」
━━試合の組み立てをどう想像していますか?
Sareee「ハイスピードなので、速さと、熱いガツガツしたところを見せます! エルボーでは負けません!!」
朱里「想像できていない部分もあるし、どういう組み立てとかも考えられていません。リングに上がった時どうなるのか? 新しい自分が出るかもしれないので楽しみです」
南月「朱里選手は走る速さだけではなく、打撃の速さもある。身体も見るからに速く動けない訳がない!という身体をしているので大丈夫!!」
水波「やったことのないルールだからこそ何も考えないでいく! 困ったら熱くなります!! あとはオーバーザトップルールにも気を付けます」
南月「アニキ(水波)は普段はこのスタイルでは闘っていないと言っていたけど、実は自分は昔から目を付けていて、さっき最初の2~3歩に自信を持っていると言っていたのを聞いて、自分も現役時代、最初の走り出しにすべてをかけることを意識してやっていたので、やっぱり知らず知らずのうちにアニキはハイスピードに向いている選手だと改めて思ったので楽しみにしてます!」
━━最後に皆に声を掛けるとしたら?
南月「自分はレフェリーだけれども、レフェリーとしてもハイスピードで負けない! お前ら絶対負けないからなー!」
▼~SPARKLE FIGHT~30分1本勝負
里村明衣子&さくらえみ vs 浜田文子&「ことり」
▼~FIGHT OF FIGHT!~30分1本勝負
高橋奈七永 vs 田中将斗
奈七永「まずは田中選手、この試合を受けていただいてありがとうございます。前回急に出て来ていただいた時から、ビックリした気持ちと、驚きと、多少の怖さを振り切れないでいたんですけれども、ここまできたら怖いものはありません。倒されないぞと思っていたけど、倒されても倒されても、やられてもやられても、立ち上がるのが高橋奈七永の強みなので、どうぞぶっ倒して下さい。私はそこで必ず食らい付きます。必ず3カウント取ります。覚悟を見に来て欲しいとかは何か違うなと思っていて、お客さんには私がボコボコにされる姿を見に来てほしい。そこに必ず光がある。その姿を見に来て下さい」
田中「リングに上がったら男も女も関係ないと思ってるんで。“ボコボコにされるところを見に来て下さい”と言ってる時点で、もう勝負に負けていると思う。ボコボコにして、立ち上がったら何度でもリングに寝かせてやろうかなと。立ってくる度にリングに寝かしてやろうと思う。本気でいきます」
━━試合が決まった時の心境は?
奈七永「驚きが大きかったですけど、夢が叶ったというところもありました。夢と言ったら大きすぎてそれもちょっと違うんですけど、田中選手の凄さも、エルボーが強いのも知ってますよ。あれ食らったらやばいだろうなと思ってた。でもそのエルボーを食らいたかったんですよ!私は折れない自信がありますし、それがただの過信なのか何なのか11日にハッキリすると思う」
田中「最初にたいようちゃんから言われた時は本当に僕も驚いたけど、そこで求めていただけるならやろうと決意を決めました。高橋奈七永は女子プロレス界のトップだというのは僕も分かっているので。女子プロ界のトップっていうのはどれくらい凄いものなのかってのを感じてみたいというのは正直な気持ちです」
━━練習でミットを持って田中選手のエルボーを受けたことがあるそうですが?
奈七永「正直言いますと、ミットを持っていても死んだと思いました。それを知っているから怖い気持ちもあった。でも高橋奈七永がビビってたら話にならないなと葛藤して、今はやっと振り切りました」
━━お互いにメッセージを。
奈七永「田中選手にスライディングdをやってやります! そして私が勝ちます!」
田中「本気でいくから!」
※写真&記事提供:SEAdLINNNG