東洋8頭公演感想 | リリくんのぶろぐ

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東洋ショー劇場8月頭公演、3日目に行って来ました。
1回目、2回目を観ました。 ごく簡単ですが、当日の観劇感想です。

東洋ショー劇場8月頭公演出演者(敬称略)
1.上野 綾 (東洋ショー劇場)
2.紫藤みなみ(東洋ショー劇場)
3.秋月穂乃果(ロック座)
4.星崎 琴音(ロック座)
5.水元ゆうな(東洋ショー劇場)
※( )内は所属劇場



1.上野 綾さん(東洋ショー劇場所属)

この公演トップバッターは上野 綾さん。
上野綾さんのステージ観賞は私が観劇復帰を果たした6月頭公演以来の2ヵ月ぶり。
この日は1回目に最新作の「YOI」と2回目「ビックブリッヂ(リングVer)」を観ました。
最新作の「YOI」は初見。「ユ○リ!!! on ICE」というアニメ作品をモチーフにしているようです。
私はアニメのほうは見ていないのでこの演目でどのようにフィーチャーしているのかは分かりません。ですので純粋に一つのストリップ演目として感想を書いてみたいと思います。
まず衣装がとてもかわいくて素敵。デザインの面白い凝った衣装で、衣装を見ているだけでも楽しいです。2曲目のビキニ姿もキラキラ華やか。内容的には進むに従って脱いでいくという比較的オーソドックスな流れですが、ダンスの随所に展開する柔らかな体から繰り出される大胆な振りはさすがです。足を高くあげるという動作一つとっても、体が柔らかいからグイと大きく上がるのでダンスが映えます。もちろんベッドステージも柔らかい体を活かしたポーズは女性裸体美そのものです。決して派手な作品ではありませんが、舞そのものが実に美しい秀作でした。
「ビックブリッヂ(リングVer)」は前回の6月頭にも観た作品。これも何かのアニメをフィーチャーした作品でしょうか。剣を持っていかにもアニメ風の凝った衣装でスタート。そして見どころはやはりリングパフォーマンス。足それぞれ踵(かかと)と甲だけで真っ逆さまにぶら下がったり、真っ逆さま状態でポーズを切ったり、柔軟な体を存分に生かした注目点満載の綾さんらしいリング演技でした。


2.紫藤 みなみさん(東洋ショー劇場所属)

上野綾さん同様6月頭公演以来2ヵ月ぶり。 みなみさんにとっては6月頭がデビュー公演だったので、今回は2回目の公演です。
デビュー公演を観て、この子は2回目があるだろうか…?と、かなり不安でした。正直言えばデビュー公演1回限りの可能性の方が高いと思ってました。そういう意味では、再出演の情報が入って私の予想を良い意味で裏切られました。デビュー新人が継続するのはストファンとして喜ばしい限りです。
さてセカンドステージを観ての感想ですが、デビューから2ヵ月経ったので少しは上達したかなと思って観ていましたが、ダンステクニックという点ではデビュー公演とあまり変化は感じません。その辺はちょっと残念。ただ少し余裕は出て来ているのか、緊張具合は前回より緩和しているようすです。
この踊り子さんは小柄で若くてかわいいし、ロリっぽい感じでキャラクター付けすればそれなりの個性や存在感が出そうなんですけどね。正直今のステージは素人が無理やり舞台に押し上げられているようで観るほうもなかなか心から楽しむというところまでいかず、まだ「頑張れ」と見守りつつ観ているという感じです。彼女自身「踊ることを楽しむ」「この仕事に本気で取り組む」という心境になることがスタートライン。その心境がふと訪れた時、見違えるようにイキイキ踊り始めるでしょう。その日を心待ちにしています。


3.秋月 穂乃果さん(ロック座所属)

秋月穂乃果さんのステージ観賞はこの劇場の昨年4月中公演以来約1年3ヵ月ぶりです。久しぶりです
この日は1回目に「忍び」、2回目に「飛行石」という作品を観ました。
「忍び」は初見、「飛行石」は1年3ヵ月前の東洋や遠征でも何度か観た作品。今回は「忍び」の感想を書きます。
「忍び」。黒い女忍者くノ一の衣装。小刀を持ち緊張感あるスタート。女忍者としての勇ましさや戦闘を表現したステージです。曲が変わると、女忍者衣装から白いドレスに。勇ましさから女性としての美しさや柔らかさを表現します。そしてベッドではピンクの襦袢で燃える女の情念を表すかのようにセクシーに色っぽく…。くノ一として運命付けられた女性が勇ましさの中で見せるエロス、まさに人間としての表裏両面を見事に表現する渾身の作品に仕上がっています。


4.星崎 琴音さん(ロック座所属)

新宿ニューアート1月中公演でデビュー、デビュー半年にして東洋に来演してくれました。もちろん東洋初来演、関東以外の遠征公演としても初めてだと思います。
私にとっては病気による観劇休業中にデビューしたロック座の踊り子さんとして、桜庭うれあさん、鶴見つばささん、篠原ゆきのさんに続き4人目。今回初見です。
この日観たのは1回目「デビュー作」、2回目「新作」。「新作」なので2作目かと思ったのですが、「境界の彼方」という2作目があるそうで今回の新作は3作目のようです。
「デビュー作」は盆に伏せてスタート。起き上がると164cmの長身。目鼻立ちがくっきりした愛くるしい容姿で、一目見た瞬間にオーラを感じました。かわいい衣装、明るい表情、たわわなバスト(B95)、連続ベッドポーズ…。ダンスそしてステージ表現はデビュー半年とは思えないほど上手で、まさに大器といった雰囲気です。一気に魅了されました。
「新作」のほうは、ピンクの柔らかい布の衣装を翻しながら流れるように美しく舞います。その瞬間、この踊り子さんはどう動けばお客さんに美しく見えるか、そこまでしっかり意識してステージを務めていることが明白に感じられます。普通ならデビュー数年で感じ始めるようなタレント・踊り子としての心構えを、早や半年で達観している。いやぁ~末恐ろしい大器降臨!今回この公演に行って彼女に出会えたのはストファンとして一番の収穫かなと思えたほど。


5.水元 ゆうなさん(東洋ショー劇場所属)

水元ゆうなさんのステージ観賞はこの劇場の昨年5月頭公演以来約1年2ヵ月ぶりです。久しぶりです。
今年5月にデビュー10周年を迎えたんですね。押しも押されぬベテランの存在感、オーラが溢れていますね。
タイトルは分かりませんが、この日1回目は赤い花魁衣装を着て黒い羽根扇で舞う演目、と2回目は金・赤・黒のゴシック風ドレスで荘厳に始まる演目。
両作品共、貫禄を感じさせる重厚な内容。ゆうなさんの色気を発散します。ゆうなさんはステージ中の視線、目の表情が素晴らしい。ある時は可愛く、ある時は悪戯っぽく、ある時はとろけるような女っぽさ、そして妖艶さ、まさに目が物を言うステージ。ベテランの味を堪能させていただきました。


以上、東洋ショー劇場8月頭公演の感想でした。
この公演、私にとっては特に強く応援しているオキニといった踊り子さんはおらず、涼みがてら気楽にのんびり楽しむつもりで行ったのですが、みなさんの熱演に圧倒されました。オキニがいなくても、みなさんのステージが素晴らしいければ十分感動をもらえます。行って良かったです。将来楽しみな大器にも出会えました。


※リリくんの公演感想ページにリンク付きの東洋ショー劇場の今年の香盤表はこちら→東洋ショー劇場 過去香盤(2017年)