前々回の記事で、研修の話を書きましたが、あのあと2~3日して、術側の腕が、めちゃくちゃ痛くて、夜も眠れないほどになりました。


 なぜ、そんなになったのか、初めはぜんぜんわからなくて、とりあえず、マッサージに行ったり、鍼治療に行ったりしました。

 マッサージ(といっても、よくあるリラクゼーションのところで、あんまやさんではないですが)は、効果がなかったので、以前よく言っていた鍼灸院に行きました。


 あとで考えたら、あの研修で、一日中腕を使う系の運動をしていたので、術側の腕に負担がかかったのだと気づきました。


 術後もうすぐ丸6年になります。

 当時は乳がんのことばかり考えていましたが、今ではほとんど意識しない生活をしているので、乳がんになったからと言って、できないことは何もないと思っていましたが、無理しすぎたらだめなこともあるなあと、思いました。


 乳がん治療して、できなくなったことの中で、私にとっては、「献血」が大きいですね。

 機会があれば、献血していたのですが、ガン治療した人はできないと書いてあるので、残念に思っています。


 他のことで、ボランティアをすればいいという意見も聞きますが、なかなかね、できないです。


 自然体で、だれかの役に立つことができたらいいなと思います。


 会社を辞めて、人相手の仕事で困っている人の役に立てたらと思って転職しましたが、現実は厳しいです。

 人相手の仕事って、大勢の人が相手なので、一人ひとりの話をゆっくり聞いてあげることが難しいものなのです。それに仕事という以上は、話をするだけではだめだしね。


 会社で事務仕事していたときのほうがよほど、友達やら知り合いやらの相談に乗ったりできてたなあと思うこともあり、少し矛盾を感じていますが、少しでも成長して、仕事の中でも

「この人が担当でよかった。」

と思ってもらえるようにしたいです。